機動戦士Zガンダム劇場版第1部「星を継ぐ者」鑑賞ノート



 200年6月上旬、劇場版公開が決定してから約1年、期待と不安に胸を躍らせつつこの日を迎えたのでありました(大げさ)。

 鑑賞後の第一印象は「あんな膨大な情報量の物語をよく100分に纏めたものだ」(ガンダム台詞風/汗)
シャアの潜入→カミーユのガンダム強奪→カミーユの両親の死→ファとの再会→ジャブロー降下→アッシマー&ギャプランとの戦闘→シャアとアムロの再会が凝縮されて一気に目の前を流れてゆく様は、何かもう評価するとかしないとかの問題じゃありません。いよっ力技!の一言です(褒め言葉)。

 しかも、人気のあるゲストキャラクターをほぼ出してしまっているのもスゴかった。カクリコンはともかく、ライラはストーリー上出演させなくても違和感無かったと思うのに、ジャブロー降下の時に挿入しちゃってるし。あとMS全出演は…まぁスポンサーさんの(以下略)。新作画部分のMS、しっかり新発売だもんね。すごいね…(遠い目)

 そして、富野さんが「カミーユの印象を変える」と仰った通り、私の大好きなカミーユ・ビダンも劇場用に生まれ変わってました。目の前で両親が死んだ事に動揺し怯えるシーン、また、アムロを初めて間近に見た時の憧れの表情は、常に精神が不安定で誰に対しても攻撃的だったTV版のカミーユとは確かに違いますね。妙に物分りも良かったし。その辺はやっぱ好き好きもあって評価が分かれるでしょうが、個人的には思っていたより冷静に受け入れられました。もともと彼は優しい子ですから、周囲がきちんと話を聞いてやると素直になれるはず。そんないい面が出たものと考えれば別段不思議ないとも言えます。
 何しろTV版は、大人もピリピリしまくってたもの。今回は、エマさんもレコアさんもとっても穏やかで癒し系になってますよ。特にレコアさん、すっかりカミーユの母親役やってた。それに、和やかにエマと話してるのも意外でした。30バンチ事件の説明を丁寧にしてあげてるシーンを見た時は、TV版でもこんな風に二人の接点が描かれていたなら、あんな女の激情対決にならなかったんじゃあ…って思ってしまいました。

 しかし、注文もいくつか。まず、ド派手なMSシーンがやたら出てくるのにはかなり辟易しました。そりゃスポンサーさんあっての劇場版公開ですから、余り文句も言えないけど…でもねぇ(ため息)。一緒に見たダンナも「戦闘多すぎ」と苦言。ガンプラの動くカタログと化してると言われても反論できないでしょうね(勿論その方が嬉しい方も沢山います←例:ウチの息子/汗)。
 それから、ファーストキャラの目立ちっぷり。自分がZキャラに入れ込んでるせいもありますが、フラウとアムロのエピソードがやたら時間長かった。カイ、ハヤトは新作画シーンがあって、余りに美味しすぎ。極めつけはアムロ。ポスターからして扱いが大きい!彼やシャアあってのガンダムとはいえ、Zはカミーユの物語だと思うので、もっと遠慮して欲しいですよ(贔屓の引き倒し/汗)。

 最後に、主題歌も含めた音の関係。主題歌は、はっきり言って合ってません(きっぱり)。ガンダムのテーマソングならちゃんとした主張が無いとダメです。歌詞が意味不明、もしくはイメージだけの代物では全然心に残らないです。勿論興行を成功させるためには、有名アーティストの起用も必要です。また今回の歌手さんがガンダムファンと言うのも分かります。が、感性だけで作った主題歌は幻滅するだけなので、勘弁して欲しいです、マジで(TV版の歌が皆良かったから余計に)。
 あと声優さんの問題にはどうしても触れなくては。20年前の作品のリメイクなだけに、演技の質が気になる点ではあったのですが、やはり声がちょっと年取ってしまわれた方もいて悲しかったです。かといって新しいキャスティングがいいかと思えば、過去のイメージに縛られてるファンとしては、複雑な気持ち。我が儘ですなぁ(汗)。今後2部でも、新キャスト続々登場らしく、気になるところではあります。
 そんな中でも音楽だけは、懐かしいあの曲オンパレードでした〜♪TV版サントラ3作持ってる身としては、どれも耳に残ってるので、超嬉しかったです。劇場版ならではの良い音質で、なんだかサントラも思わず欲しくなっているんですよね、どうしようかな…。

 そう、第2部の予告もちゃんとありましたね。サブタイトルは「恋人たち」。当然フォウがメインでしょう(声違ってた…涙)。ホンコンデートが大画面で見られるよ〜vvベルトーチカもしっかり出そうだけど、TV版みたいな暴走娘なのでしょうか?楽しみですねぇ(公開は10月の予定)。


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