機動戦士Zガンダム劇場版キャラクターチェック

・カミーユ・ビダン
 劇場版とTV版の違いは、当然主人公であるカミーユの変化ですね。素直でまっすぐ、そしてニュータイプの超常的なものも極力見せずに頑張りました。なので、その分、エマの最期のセリフがちょっと説得力無かったですね。シロッコに見せたニュータイプの究極パワー(笑)も、TV版の精神崩壊を見た後では威力足りないよ〜とツッコみたくなるものでした。ただ、ファには優しくしてあげてて、それは褒めてあげても良いかなと思います。

・クワトロ・バジーナ
 ダカール演説が無かったのは大きかったですね。その分影が薄くなってしまい、最後のシロッコとハマーンの三つ巴がインパクトに欠けてしまったきらいがあります。監督はわざと、いつの間にか一人歩きしてしまったシャアの大きな存在感を小さくしようとしていたのかもしれません。

・ファ・ユイリィ
 カミーユの毒(?)が消えたので、ファも彼を叱咤する機会が無かったですね。お姉さんぶりも余り見られず、カミーユと同じ目線で動いてた気がします。声優さんが変わったことも過分に影響していると思われます。

・ブライト・ノア
 地球に残した子供達からのメールに目を細める新作カットなど、父親(オジサン)っぷりが目立ちました。エマとアツアツなヘンケンに圧倒された感も。カミーユがキレないのでやはり怒るシーンも自然に無くなりますよね。

・エマ・シーン
 ヘンケンとの絡みシーンが増えて、TV版より性格が丸い感じになりました。第3部の世話女房っぷりが特に良かったです。いつの間にそんなに仲良くなったの?

・レコア・ロンド
 劇場版で扱いの良かった女性キャラの一人。シャアとの別れを経てシロッコの元に走るところから始まり、半ば自滅する様にエマと刺し違えるところまでしっかり描かれていましたから。でも、TV版よりはエキセントリックではなく、カミーユにはとても優しかったので、印象は悪くなかったです。

・ヘンケン・ベッケナー
 劇場版で扱いの良かった男性キャラ断然ベスト1!(笑)エマとのやり取りが全部残っていたのにはさすがにビックリでしたが。TV版では描き切れなかった二人の関係その後が補完されてたのは良かったと思います。もともと男っぷりのいい人のに更にランクアップしたので、本当はTV版と同じ最期じゃなくても良かったのになぁ。

・カツ・コバヤシ
 カツはサラを描く為に登場したような印象になってしまいましたね。宇宙に上がってからはサラとの絡みだけだったので。

・ジェリド・メサ
 ジェリドも切れ切れの登場でした。キリマンジャロの回がカットされていたので、カミーユとの因縁が薄くなってしまって残念。マウアーとの絡みはもっとあっても良かったのでは?

・パプテマス・シロッコ
 第1部でのオジサン声には正直引いてしまった…(汗)。それでも回を重ねるにつれて若くなっていったのでホッとしました(声の若さと演じるテンションを維持するのって難しいのですね)。シャアに比べると彼の存在感は十分で良かったです。息の長い人気キャラなんだなぁ〜と実感しました。

・サラ・ザビアロフ
 劇場版で扱いの良かった女性キャラその2(でもなぜか声優さんが2回変わってる不思議)。まさか「ハーフムーン・ラブ」が丸々残るとはマジで予想も付きませんでした。サラの存在はカツだけでなく、シロッコやカミーユ(又は監督/汗)の中でも小さくなかったんだという解釈をさせていただきます。

・ヤザン・ゲーブル
 ヤザンもあの異常なバトルマニアっぷりが影を潜めてしまいました。シロッコの手下になってしまった感があり、寂しいです。そういえば、劇場版というか新訳の中で、ヤザンはそのまま死んだ扱いなのでしょうか?それとも??

・マウアー・ファラオ
 マウアーの登場シーンが極めて少なかったのは残念。それに声優さんも違うし(涙)。サラの時間分を分けてあげたかったです。ただ、そうするとジェリドについても描かなければおかしくなるので、仕方ないんだよね(しくしく)。

・フォウ・ムラサメ
 カミーユとの出会いのシーンが新作画なのは良かったです。しかし、いかんせん声優さんがTV版と違うのでイメージが変わってしまって…(泣)。TV版の実年齢よりめちゃ色っぽい部分が消えた為、強化人間としての悲哀が分かりにくくなり、妙に勇ましい感じに変わってしまった様な気がします。そして、ニューホンコンで彼女の出番が終わってしまったのも残念でした。確かにTV版でもキリマンジャロは付け足しエピソードみたいに評価されていたから、今回のカットも当然かとは思うのですが、ファンとしてはあの最期も見たかったなぁという思いはやはりあります。

・ロザミア・バダム
 何といっても、39話以降の「ロザミィ」が全編カットなのが…(涙)。TV版でも評価の分かれる部分であることも承知しつつ、それでもZと言う作品の一部である事も否定できない訳で。時間の都合とカミーユの結末を考慮すれば、当たり前の結果ですが、新作画で見てみたかったのも正直な気持ちです。だって、あのギャプランの戦闘で終わりですもん、ロザミアの登場シーン…(泣)。あれだけじゃ全くの意味不明(ただMS出す為だけにしか見えない)。

・ハマーン・カーン
 シャアが弱くなり、カミーユが病的ではなくなった為か、ハマーン自体の印象もさっくりしたものとなったような気がします。立場や目的はTV版と全く変わっていないんですけれどね。異常な執念までは感じられなかったです。第一、地球圏離れてしまったんですよね???(うろ覚え)じゃ、ミネバは影武者と入れ替わらない????(謎)

・アムロ・レイ
 ディジェの登場が無かったのはちょっと意外でした(MSはもれなく出すと予想していたから)。キリマンジャロやダカールが出なかったから当然でしょうけど。アムロ自体も、1部はともかく2部の出番はニューホンコンで終わりでした。でも、ポイントポイントにいたので、シャアよりは印象があったと思います。ところでベルトーチカ、TV版より毒(失礼)少なかったですね〜。その分、アムロへのラブラブ☆攻勢がごく普通の行動に見えましたよ(それはそれで寂しい気もする/汗)。

・他ファーストのキャラクター達
 ミライ、フラウ、ハヤト、カイ、セイラ…、3部通してきちんと皆さん見せ場があり、根強い人気を実感させていただきました(1部でのカイ&ハヤトの追加シーンとか)。第3部ではラストシーン、新作画でそれぞれのその後までしっかり描いてありました。扱い良くてさすがファーストの存在感は偉大です(ホメ言葉なのか)。カツはカワイソウだったけど、他のキャラはほぼ幸せそうで、それもTV版と違うところですね。


☆劇場版鑑賞から数ヵ月後の為、うろ覚えな観察になってしまいました…(スミマセン)。総じてTVシリーズよりいい人になっているのが特徴ですね。カミーユの変化に他のキャラクターが引っ張られたという事なのでしょう。

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