ソングコレクション2(前)

十数年ぶりに買ったCDアルバムがこれなんです。レンタルショップに置いていなかった為というのもありますが、何よりジャケット(CDの場合こう呼んでよいのか?)裏のフォト(TR素顔の5人の笑顔♪)をどうしても自分の手元に置いておきたくて、つい…。おまけにそれだけじゃ満足できず、わざわざ本体からそれを剥がして自室の壁に貼ってしまいました(しかも未だにそのまんま)。あれからもう1年経ちます…(しみじみ)。

1.BEYOND ALL SPACE & TIME
 作詞:磯谷佳江 英作詞:ブライアン・ベック 作曲:亀山耕一郎 歌:佐々木久美
  使用された回:CF45「終末!TR(トゥモローリサーチ)」  OPテーマとして。

 OPテーマ「JIKU」の英語ヴァージョンです。タイトルは直訳すると、「全ての時空を越えて」?
 オリジナルとの違いを知りたくて、英和辞典首っ引きで歌詞の和訳に挑戦してみました(注:英語力は中学1年生程度)。TRは苦しみや悲しみから私たちを解き放ち、新しい希望を未来の子どもたちに運んできてくれるヒーロー、というのが大意ではないかと思います(相当大まか…)。ということは「JIKU」とテーマ的にずれていないですよね。ヒーローものの曲にありそうな、『Piece』のフレーズもなかったし。
 ここ数年の戦隊シリーズでは、年末にこれまでの総集編を放映して、その際にOPの英語版を流すのが恒例になっているようです(いつから始まったのでしょうか?)。そんな事を知らずにオンエアで聴いた時、かなり新鮮な感じがしました。
 英語の歌詞に替えてもほとんど違和感のないところは、流石「JIKU」♪。作品の出来も良いですが、佐々木久美さんの歌唱力にもつくづく感じ入ってしまう一曲です。

2.タイムシャドウ〜姿なく、音もなく
 作詞:八手三郎 作曲:亀山耕一郎 歌:山形ユキオ
  使用された回:CF19「月下の騎士」  タイムシャドウ初登場!
           CF24「黄色、時々青」  タイムシャドウ参上。

 CF19より登場したタイムレンジャーの新ロボ、タイムシャドウのテーマソング。
タイトルの「姿なく、音もなく」のとおり、暗闇の中、ミステリアスに登場したタイムシャドウの雰囲気を、「音のしない 黒い影」「夜空踊る 黒い鳥」などの歌詞で表現しています。曲もミディアムなテンポで謎めいたイメージをより強調して、ヒーロー側のロボットの歌としてはやや地味な印象ですね(特に「OK!タイムロボ」と比べると尚更)。
実際、タイムシャドウが目立ったのは、登場後数話の事。デルタフォーメーションでタイムロボと合体するのがメインになり、さらにVレックスが登場してからは、すっかり影が薄くなってしまいました(デザインもステルスモードはかっこ良かったけど、ロボットのデザインは、騎士をイメージした割にスマートじゃなかった)。
 作詞を担当された八手三郎さんは、東映作品の原作者としてよく名前を見かけますが、製作スタッフの共同ペンネームだということは以前からよく知られていますね(某アニメ製作会社の『矢立肇』と同様)。
 歌手の山形ユキオさんは、独特の渋〜い声でこの歌を大人っぽい曲に仕上げてくれました。このアルバムでは、もう1曲歌っています。さらに2001年の戦隊、ガオレンジャーのOPも担当されているのは皆さんもご存知でしょう。ちょっと古いファンにはTVアニメ「銀河烈風バクシンガー」「魔境伝説アクロバンチ」などの主題歌でお馴染みだと思います。

3.CHI・KA・RA 2000〜終らない未来のために〜
 作詞:NAT‘S 作曲:柘植由秀 歌:NAT‘S
  使用された回:CF16「そばにある夢」   ビンセントと勝負する為、そばを打つドモン。
           CF23「ビートアップ」(インストゥルメンタル)  病院を抜け出した竜也、原付バイクでウーゴに突っ込む。
           CF27「小さな故郷」  海を汚されて怒りに燃えるシオン、ドミーロに戦いを挑む。
           CF45「終末!TR(トゥモローリサーチ)」  半解凍状態のゲーマルクに立ち向かう前、これまでの戦いを回想する竜也達。

 EDテーマを歌っているNAT‘Sさんの作詞による挿入歌です。
 タイムレンジャーの戦う意味を歌った作品ではありますが、この時代を生きる若者(子ども含む)に向かってのメッセージソングともとることが出来ます。「繰り返されてきた HISTORY」はこれまでの悲しい歴史。「決して 繰り返されちゃいけない」為に、自分の「CHI・KA・RA」=パワーを信じて希望ある未来を作っていこう!という思いを、覚えやすく親しみのあるメロディーにのせてNAT‘Sさんがノリノリで歌っています。
 タイトルにもなっている「終らない未来のために」から始まるサビ部分は、最もハートに訴えてくるところ。
特に最後の「悲しみの闇を…」から「CHI・KA・RA」までのフレーズは、竜也達が自分たちの信じる明日に向かって走り出していく様子が目に浮かんできて、何回聴いてもじ〜んとしてしまいます(2番も同様。時に泣けてきそうになる事もあり)。
 「電撃特撮通信」第4号(メディアワークス)によると、NAT‘Sさんはライブでこの曲をラストに歌って、会場は大いに盛り上がったとか(TRの役者さん達もいたらしいこのライブ、行ってみたかった〜)。ライブヴァージョンも出来れば聴いてみたいものですね。
 本編中で印象に残るのはなんといっても、CF16「そばにある夢」にてドモンがそばを打つシーンでしょう(ここだけ見ればグルメ番組…はは)。その他、男性メンバー(アヤセ除く…笑)がここ一番、頑張る場面に主に使用されました。

4.T.I.M.E. Timeranger!
 作詞:州崎千恵子 作曲:亀山耕一郎 歌:タイムレンジャー&子供コーラス隊

 TRの5人と雑誌で公募された子どもたち5人が歌うサービスソング。
 子どもたちがタイムレンジャーに時間旅行へ連れて行ってもらう、という設定かな。とにかく色々な時代、様々な場所を旅していますね。でもこの歌のポイントは、自分の想像力ひとつでどんな事も出来る可能性があるんだよというメッセージ。今の時代だからこそ子どもたちに夢を持ってもらいたいという、作り手の熱意が伝わってきます。
 でも、「弱い子をいじめてる 悪いやつ」を「時間保護法違反で逮捕する!」のは幾らなんでも無茶な話…。
 この曲は、ソンコレ1の「Don't stop your story」に比べてキーが低い為、美香ちゃんの美声がしっかり聞き取れます。全員コーラスの為、それぞれのキャラのファンには寂しい作りなっているかもしれませんが、そこはそれ、歌の中から自分の好きな役者さんの声を聞き分ける、又は聞き当てるという、別の楽しみ方もできると考えてはいかがでしょう(やってみると結構面白いですよ♪)。
 メンバー中ただ一人おいしい役どころなのは、言うまでもなく、竜也=永井くん。決めの台詞が実にさわやかですね(今でも聴くと、元気が出てきます)。

5.Frozen Beauty
 作詞:加藤清美 作曲:中川幸太郎 歌:リラ(久瑠あさみ)

 ロンダーズの女幹部リラのテーマソング。
 この歌も、企画ものですね。近年の歴代の悪役女性の方々は皆歌っていらっしゃるようです(ヒロインの歌とともに同じCDアルバムに収められています)。
 リラが自分の人生哲学を余すところなく語っていて、気持ちよいくらい突き抜けた歌詞になっています。「愛情」や「友情」を「ちゃんちゃらおかしい」と言い切り、「贅沢」や「快楽」は「たっぷり楽しむ」というところなど、本編で見せた彼女の生き方そのものですね。最後に自画自賛するサビ部分も最高。今まで色々なタイプの女幹部がいたけれど、これだけインパクトの強い歌になるキャラクターはこれからもそうそう現れないのではと思います。
 歌は、勿論リラ役の久瑠あさみさんが担当されていますが、しっかりキャラになりきって歌われているのは流石。



トップへ
戻る