ソングコレクション1(後)
すみません。長くなってしまったので、二つに分けました…。

6.BAD BICTORY
 作詞:さいとういんこ  作曲:梶原茂実  歌:佐々木久美
  使用された回:CF10「明日への脱出」(間奏部):竜也との会話を切る為に、アヤセがかけたカーステレオから流れてくる音楽。

 ロンダーズファミリーのテーマソング。
 曲調はハードロックだし、佐々木久美さんのシャウトも超かっこ良いです。ただし、歌詞がコミカルでお子様向けな表現になっていてとてもほほえましい感じ(特に「くしゃみでカチカチアイス…」がとっても楽しい)。作中では曲のほんの一部分しか使われなかったので、もったいない気もしますね(初期のエピソードなら差し支えなかったのでは?)。

7.CHASE!CHASE!CHASE!
 作詞:吉井省一  作曲:亀山耕一郎  歌:高尾直樹
  使用された回:CF4「人質は異星人」:ドモンの格闘技講座その1!(その2以降は不明…)
           CF10「明日への脱出」:冷凍庫から脱出したアヤセと竜也&シオン、ユウリ達のピンチにカッコ良く登場。
           CF24「黄色、時々青」:ホナミを傷つけられて怒りに燃えるイエロー、ブルーとの合体技!
           CF40「アヤセ脱退!?」:アヤセ、仲間のピンチに怒りの装着。そして竜也の決意。

 BGM「未来戦隊のテーマ」をモチーフにして作られた歌。
 「今始まる…」から「激しく…」までがBGM「未来戦隊のテーマ」部分、「さあCHASE…」からのフレーズは、歌用に書き下ろされたと思われます。その為、全体を通してみると、この二つの部分の繋ぎがしっくりといっていなくて、1つの曲としてみた場合の出来は今ひとつと思われるのですが、いかがなものでしょうか。
 歌詞は、タイムレンジャーをヒーローとして称えるかなり男っぽい内容で(歌い方もすごく力が入っている)、本編でも、シオンを除く(ここがミソ)男性陣の活躍する場面で使われていました。しかもどれも見事に記憶に残るいいシーンでしたね。

8.Tic Tac 〜タイムレンジャーとけいのうた〜
 作詞:加藤清美  作曲:出口雅生  歌:朝川ひろこ  コーラス:森の木児童合唱団
  使用された回:CF9「ドンの憂鬱」:アヤセ路上教習中。教官にイヤミを言われる。
                       アヤセの運転免許取得を祝して、竜也の提案でカンパイ!
           CF14「デッドヒート」:竜也達、アヤセの運転でドライブに(車はレンタカー)。
           CF42「破壊の堕天使」:クリスマスツリーの飾り付けにはしゃぐ5人。

 ソンコレ1の中で一番お子様向けの歌。
 実にわかりやすいフレーズの繰り返しを使用していて、すんなりと頭に入ってくる曲です。でも結構歌詞の内容は、大人の方がドッキリするというか、「うんうん」と頷いてしまいますよね。確かに「時間を貯めとく銀行」なんて無いし、「時間の濃度は気持ち次第…」です(何で年齢を重ねると時間が少なくなったように感じてしまうのでしょうか?一日30時間くらいあったらいいなあと思う今日この頃)。
 本編では、やはり歌そのものはありませんでしたが、楽しいシーンでインストゥルメンタルとして使われました。
 歌手の朝川ひろこさんは、「魔法使いサリー」のリメイク版の主題歌を担当された事もあります。

9.あいたいよ
 作詞:州崎千恵子  作曲:中川幸太郎  歌:ユウリ(勝村美香)
  使用された回:CF49「千年を超えて」:21世紀へ戻るために走り出すユウリ達4人。そして21世紀で一人戦いを挑む竜也。

 戦隊ヒロインが歌う、やっぱり恒例の企画物(戦隊ヒロイン&悪の女幹部の歌だけを集めたアルバムもある)。
 CF49のサブタイトルがこの歌の1フレーズからとってあり、またこの回のラストにぴったり重なっていて、とても放映当初に作られた歌とは思えません(でも初めて聴いた時は、「なんだ、アイドル候補売り出し用の曲じゃん」などと不届きな感想を…またまた反省)。
 作詞を担当した州崎千恵子さんの裏話(東映タイムレンジャー公式HP参照)にもありますが、歌詞を作るにあたってはメイン脚本家小林靖子さんのアドバイスが大きかったそうです。歌詞をじっくり読んでいくと、小林さんがストーリー構成の時点で、ユウリの恋愛を視野に入れていた事が伺えます。2番の「心のままに生きてく勇気」に始まるフレーズの「あなた」はどう考えても竜也ですよね。この歌は、挿入歌としてはストーリーと歌詞の良い関係の見本だと思います。
 歌を担当した、ユウリ=美香ちゃんは上手いです(音程がしっかりしてる)。

10.時の彼方へ
 作詞:吉井省一  作曲:亀山耕一郎  歌:NAT'S

 EDテーマ曲。
 未来(明日)への展望が見えない現在(いま)の状況を表す前半のパートと、それでも前向きに生きていこうと訴える後半のサビパートに分かれています。前半は抽象的な表現が目立つ一方、サビは「歩いていく 輝くため」など、番組を見ている人々(多分子供へ向けて)へのメッセージが込められていますね。よく考えてみると、この歌はきちんと子供番組のEDらしい作りになっているのです。
 でもED映像は、本編のテーマを断片的なイメージで追う、素顔の5人のみの登場になっているので、こちらは大人向けかも。
 夕陽の中、竜也がふと気づくと今までいたはずのユウリ達がいなくなっているシーンを見るたびに、『いずれは4人とも未来へ帰っちゃうんだよなあ〜』とEDを見ながらいつも確認していました(でもしぶとく『帰らない』可能性も信じていたんです。リアルタイム放映時には…ははは)。
 歌手のNAT'Sさんは元アイドルグループ、ギリギリガールズの出身で現在ライブハウス中心に活動されているそうです。ソンコレ2では「CHI・KA・RA2000−終わらない未来のために−」の作詞と歌を担当されています。

おことわり:歌詞は、「未来戦隊タイムレンジャー ソングコレクション1」(コロムビアレコード)より引用させていただきました。



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