1984年


 初めにお詫びです。このリストには抜けている作品がいくつかあります。
 「らんぽう」「リトル・エル・シドの冒険」「銀河パトロールPJ」の3作で、作家名などご存知の方は是非こちらへ教えて頂けると嬉しいです。また他にもスタッフ名が抜けている部分があります。これについても同様にお願いします(ぺこり)。
 連続もの全32本中、コロムビア7本、キャニオン6本、ビクター5本、キング4本、徳間音工3本、VAP2本、その他5本となっています。コロムビアはかろうじてトップですが、ヒット作と呼べるものの数が少なく、印象が薄くなりつつあります。また大手レコード会社以外にもアニメソングを手がけるところが多く出てきて、少数寡占の世界でもなくなってきています。
 ヒットメーカーの作家たちも多くの歌を手がけていますね。売野雅勇氏、芹沢廣明氏、三浦徳子氏、つのこうじ氏、林哲司氏等々が担当していますが、必ずしも作品のヒットに繋がっていないケースも目立ちます。
 曲の面では、アニメ主題歌のイメージソング化が一層進んでいます。特にSFアクション&ロボット物への女性歌手の進出が著しいです。この年は特に全体に占める女性歌手の割合が8割近くなっています(OPテーマに限定。でもすごい!)。従来のアニメ歌手に加え、声優、元アイドル、アイドル候補生、中堅ポップス歌手と顔ぶれは多彩です。ただ主題歌の内容はごく普通のラブソングに終っているものも多く、とりたててアニメソングにする必要があったのかという疑問も生まれました。この傾向はこのあともさらに進んでいくのですが…。
 最後に「ふたり鷹」の主題歌歌手は、俳優としてブレイクする前の陣内孝則氏であることを付け加えておきます(なんか時代を感じるなあ…)。


<お勧めセレクション>
1.ガラスの仮面:先のひとことで散々アニメソングのイメージソング化を嘆いておきながら、この作品というのは…(汗)。まあ内容自体演劇部分を除くとバリバリの純愛メロドラマだから許してくださいね(苦しい言い訳)。OPテーマ&映像(マヤのダンス決まってた)が本編の余りのショボさ(ストーリーも作画も)と対照的にキレイだったので、余計印象に残っているのです(確か作画は荒木真吾氏でした)。EDは紫のバラのひと=速水真澄を想うマヤの切ない気持ちを表現するしっとりしたイイ曲となっています(要は原作ファンなだけみたい…汗)。


2.よろしくメカドック:もろこの年代の空気を吸った主題歌です(オメトラ路線ってわかります?)。週刊少年ジャンプ連載だった原作のカーメカニックチームの奮戦記という内容を殆ど無視したOP&EDがまた…(あ、OP歌詞には一応車関係のフレーズが頻繁に出てましたね)。軽快なタッチのメロディーが心地よいOP、スローテンポに甘い声が合ってるEDとも、いきがってるくせに好きな彼女の前では形無しの男の子を描いていてなんとも楽しいですよ(真面目に歌詞聴くと笑えます)。でもOPテーマのサビ部分(「よろしく オレに チューニング♪」)なんかは、かなり耳に残りやすいフレーズで今でも忘れられません。それが講じてOPを現在ケータイの着メロにしている自分でありました…(ははは)。


3.ゴッドマジンガー:この作品の主題歌もはっきり言って、「何処がゴッドマジンガーなの?」とツッコミが入ってしかるべき曲なんですが、余りに突き抜けているんで選んでしまいました。OPもEDもアイドル候補生とおぼしき女の子が歌を担当。現代人の少年が古代へタイムスリップするストーリーを少々イメージはしていますが、この作品ってロボットアニメのはず…。だけどOPはスローテンポでゆったりと彼と彼女の出会いから始まるの淡い恋心を表した曲(でも映像はマジンガーの全身を上から下へと映してただけの渋いものだったような…)。そしてEDは時を越えて夢の世界へ飛ぶ女の子の乙女心を歌っています(気分はもう少女マンガ)。サビの「タイムリープ こころ 斜め15度に〜♪」の『斜め15度』がなぜか未だに引っかかっているというよくわからない理由で印象的なんですよね(映像の、手に手を取ってラブラブで走るヤマトとアイラも忘れられません)。


4.機甲界ガリアン:この作品のOPテーマはヒロイックファンタジー&ロボットアニメらしくカッコイイ!…のですが、いかんせん歌いにくい〜。だって大部分が英語の歌詞なんですもん。途中まで気持ちよく歌ってるんですが、英語にさしかかると「ハハハ〜」とかごまかしてしまう自分がとても情けなかった思い出があります(今でもか)。EDも切なさの残るいい歌(最終話での使い方、映像は感動しました〜)なのにサビが全部英語〜(悲)。英語のアニメソングは「銀河漂流バイファム」で経験済みとはいえ、やっぱり気持ちよく歌えないのはアニソンじゃない!とつくづく感じさせてくれる作品ではありました。是非日本語ヴァージョン希望!


<スタッフリスト>
作品名 主題歌作詞 主題歌作曲 音楽 レコード会社 歌手
OKAWARI-BOYスターザンS 古田喜昭、佐藤ありさ 古田喜昭、アイ高野 石田まさのり コロムビア ポプラ、アイ高野
牧場の少女カトリ 伊藤薫 三木たかし 冬木透 キャニオン 小林千絵
超攻速ガルビオン 亜蘭知子 山本正之 中島正雄 キング 田中利由子
重戦機エルガイム 売野雅勇、井荻麟 筒美京平 若草恵 キング MIO、鮎川麻弥
夢戦士ウイングマン 竜真知子 林哲司 奥慶一 コロムビア ポプラ、山中のりまさ
ルパン三世PARTV 宮原芽映 大野雄二 大野雄二 VAP 中村裕介、ソニア・ロ
ーザ
とんがり帽子のメモル TARAKO、佐藤ありさ 古田喜昭、小林亜星 青木望 コロムビア 山野さと子
ビデオ戦士レザリオン 吉田健美 渡辺宙明 渡辺宙明 コロムビア 宮内タカユキ、かおりく
みこ
宗谷物語
福井峻 キング アキ&イサオ
GU-GUガンモ
小林泉美
キャニオン スージー・松原
ガラスの仮面 売野雅勇 つのこうじ、財津和夫 大谷和夫 東芝EMI 芦部真梨子
巨神ゴーグ 康珍化 鈴木キサブロー 萩田光雄 ビクター TAKU、STEAVE
オヨネコぶーにゃん 伊藤アキラ 渡辺岳夫 渡辺岳夫 コロムビア 川島千代子、神谷明、
武内宏
アタッカーYOU! 三浦徳子 亀井登志夫
ビクター 加茂晴美
ゴッドマジンガー 荒木とよひさ 矢野立美、伊藤正美 羽田健太郎 VAP 須田翔子、遠藤晴美
超時空騎団サザンクロ 三浦徳子 佐藤健 佐藤健、壇雄司 徳間音工 鹿取容子
チックンタックン 森雪之丞 馬飼野康二 馬飼野康二 キャニオン 平野文、千葉繁
まんがどうして物語 飯塚満由美 古田喜昭、山本次郎 伊部晴美 フィリップス 松居直美
魔法の妖精ペルシャ 佐藤純子 馬飼野康二 馬飼野康二 ビクター 岡本舞子
ふしぎなコアラブリンキ 石原信一 馬飼野俊一 小六禮次郎 キャニオン TARAKO、古川登志夫
よろしくメカドック 寺田憲史 河内淳一 高橋洋一 コロムビア STR!X
ふたり鷹 売野雅勇 芹沢廣明 久石譲 キャニオン 陣内孝則
コアラボーイコッキィ 長沢ヒロ、恩田久義 長沢ヒロ、恩田久義 河野士洋 TDK 赤坂小町
北斗の拳
山下美智夫 青木望 キャニオン クリスタルキング
超力ロボガラット 麻生圭子 笹路正徳 笹路正徳 ビクター 村田有美
機甲界ガリアン 三浦徳子、KONG・REGOYTR 井上大輔 冬木透 ワーナー・パイオニア EUROX
あした天気になあれ 竜真知子 東郷昌和 梅垣達志 ビクター 野口きよみ、高橋伸明
ギャラクティックパトロール・レンズマン 売野雅勇、鈴木雄大 小島恵理、鈴木雄大 田中恵理子、
COSMOS、海江田ろ
まん、土居慶子
キャニオン、ファンハウ 小島恵理、鈴木雄大
星銃士ビスマルク 大津あきら 鈴木キサブロー 戸塚修 キング MIO
キャッツ・アイ(第2シリーズ) 三浦徳子、ブライアン・リッチー 佐藤健、つのこうじ 大谷和夫 徳間音工 刀根麻理子、シェリ
ー・サベッジ
森のトントたち 冬杜花代子 渡辺岳夫 渡辺岳夫 コロムビア 堀江美都子
名探偵ホームズ 三浦徳子 佐藤健、山中のりまさ 羽田健太郎 徳間音工 ダ・カーポ

☆スペシャルは入っていません。



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