1983年


 連続物37本(何なんだこの多さは!)中、コロムビア8本、キャニオン5本、ビクター10本、キング4本、フォーライフ3本、ワーナー・パイオニア2本、徳間音工2本、VAP、CBSソニー各1本(不明1本)となっています。この年はビクターの勢いがすごいです。それまでの「タイムボカンシリーズ」に加え、ロボットアニメ(マイナーなやつか多いですが)や名作アニメのジャンルに大きく進出しています。逆にキングは、作品数を絞って各作品につき2枚以上のアルバムをリリースして内容の充実を図っています。
 「マクロス」で好評だった『アニメキャラクター=実在のアイドル』路線にのっとった作品も「クリィミーマミ」のマミ=太田貴子、「モスピーダ」のイエロー=松本美音と現れ、アニメ誌でも話題になりました。また作品本編を担当するスタッフ(監督、脚本家)の手になる主題歌もかなり多いのもこの年の特徴でしょう(分かる範囲で8作品)。主題歌にメッセージを込めたい製作者側の強い気持ちが見て取れます。それに対して、どちらかといえば歌手のアピールにウエイトをおいたイメージソングとしての主題歌が登場し始めてきたのも、皮肉な事にこの年なのです。

 ☆お詫び(汗)☆ 空白ばかりですみません。かなりいいかげんにやっていたようです、私…(不覚)。不明点についてご存知のことがあれば少しでも教えていただけると大変嬉しいです。


<お勧めセレクション>
1.「聖戦士ダンバイン」:OP「ダンバインとぶ」はめちゃくちゃカッコ良いことで超有名な曲です。出だしからテンションが上がりっぱなし、歌詞に「俺」が何度も出てきて男っぽい。サビ前の「恐れるな 俺の心」からのフレーズがちょっぴり戦士の哀愁を漂わせて心に訴えかけてきます。そして一気に「アタックアタックアタック〜!」と大盛り上がりのサビまで歌い上げる感じが実に良いです。歌手のMIO氏はこの曲でアニメデビュー(他「重戦機エルガイム」「星銃士ビスマルク」)。ハスキーでかつ高音がきれい。男性顔負けの声量で作品世界へ我々を引きずり込んでくれました。EDの「みえるだろうバイストンウェル」もしっとりして聴き入ってしまいますよ(映像も申し分なし)。


2.「みゆき」:OP、EDともベッタベタに甘甘な曲ですが、ED「想い出がいっぱい」は当時大ヒットして、歌っていた2人組のユニット、H2Oはベストテン番組によく出ていましたっけ。このユニット出身地が信州という事で、地元紙にも結構取り上げられてたものです。ただこの曲の他目立ったヒットもなくいつのまにか消えてしまいましたが…。それでも「想い出がいっぱい」は現在でもラジオのローカル番組で頻繁にかけられています。歌詞の内容は少女から大人へと成長していく女の子を見守っている男の子視点のラブソング(こう書くととっても語弊があるような…)。メロディーはしっとりと、かつシンプルで覚えやすいので、いつまでも心に残るいい曲だと思います(カラオケに行っても大抵ありますよ〜)。


3.「装甲騎兵ボトムズ」:OP「炎のさだめ」、ED「いつもあなたが」とも、本編の総監督高橋良輔氏による作詞ということで、作品世界を色濃く反映した内容となっています。70年代後半から流行り始めた英語交じりのアニメ主題歌に背を向けて、古風とも思える日本語だけのシンプルな歌詞がかえって新鮮で印象に残ります(実際TVでも歌詞の字幕は全てひらがなでした)。OPは主人公キリコ・キュービィ、EDはヒロイン、フィアナの心情を描写していて、作品に惚れこむほど心に深く染み入ること請け合い。曲も哀愁漂う切ないメロディーで泣かせてくれます。歌手のTETSU氏は当時は謎の人でしたが、その正体(?)は現在判明しているのでしょうか?女心がびんびん伝わってくるEDでの甘い歌声は、本当に良いです♪管理人、放映当時(まだカラオケが一般化してない頃です…ふる〜)真面目なふつーのサークルコンパで「いつもあなたが」を歌い(当然アカペラ)、場の空気を一気に冷え込ませた覚えがあります…(アホ)。


4.「スプーンおばさん」:夕方放映されたNHKの帯アニメです。体が小さくなり動物たちと話が出来る魔法のスプーンを持つ、気のいいおばさん(名前ご存知です?)の日常を描いたほのぼのストーリーにぴったりの主題歌です。歌を担当しているのが、リン・ミンメイ@飯島真理さん(現在でも歌手活動されてますね)。(ミンメイの演技はともかく)歌唱力はしっかりしていて、子供向けのアニメらしくわかりやすい発音でこの可愛い曲を歌いこなしています。特にED(タイトル知らないんですけど…汗)、スプーンおばさんの誕生日をお祝いする動物たちを描写した楽しい雰囲気がよく伝わってきて、なぜか訳もなく好きなんですよね(映像もピッタリ)。今でも時々口ずさんでます♪


5.「特装騎兵ドルバック」:この作品、確かロボットアニメだったと思うんですが…(いやメカアニメかも…あやふや)。特筆すべきはOPの恥ずかしい歌詞ですね。「星のピアス 虹のバンダナ」で始まり、地球を女性に見立ててラブコールしまくる内容に、当時『アニメ主題歌もここまで来てしまったか〜』としみじみ思ったものです。80年代ニューミュージック(なつかし〜)ばりばりの曲調、甘い男性の歌声、ラブソングと当時のトレンドをてんこもりにした、時代を象徴するアニメ主題歌といえましょう。


<スタッフリスト>
作品名 主題歌作詞 主題歌作曲 音楽 レコード会社 歌手
未来警察ウラシマン 康珍化 鈴木キサブロー、芹沢
廣明
風戸慎介 コロムビア HARRY
アルプス物語 わたしのアンネット 阿木曜子 広瀬量平 広瀬量平 キャニオン 藩恵子
キャプテン 石坂まさを 木森敏之 木森敏之 コロムビア 99Hermony
亜空大作戦スラングル 山本優 山本正之 山本正之 ビクター 片桐圭一、八木原奈々美
聖戦士ダンバイン 井荻麟 網倉一也 坪能克裕 キング MIO
愛してナイト 藤公之介 小田裕一郎 青木望 コロムビア 堀江美都子、平塚たかあき
光速電神アルベガス 上原正三 渡辺宙明 渡辺宙明 コロムビア MOJO、こおろぎ‘73
みゆき 阿木曜子 鈴木キサブロー 天野正道、安西史孝、ライオン・メリ キャニオン H2O
装甲騎兵ボトムズ 高橋良輔 乾裕樹 乾裕樹 キング TETSU
ななこSOS 伊藤アキラ 新田一郎 新田一郎 ビクター 高橋?
キン肉マン 森雪之丞 芹沢廣明 風戸慎介 コロムビア 串田アキラ
まんが日本史 山川啓介
佐藤健 VAP サーカス
ミームいろいろ夢の旅 武鹿悦子 渡辺岳夫 渡辺岳夫 コロムビア 山野さと子、大杉久美子
パーマン 藤子不二雄 古田喜昭 たかしまあきひこ コロムビア 三輪勝恵、古田喜
スプーンおばさん 松本隆 筒美京平 あかのたちお ビクター 飯島真理
パソコントラベル探偵団 荒木とよひさ クニ河内、磯一二三 千代正行 ビクター 大和田りつ子、奥由美
銀河疾風サスライガー 山本優 山本正之 久石譲 キング MOTCHIN、増田直美
イーグルサム 伊達歩 筒美京平
イーグルス
タイムボカンシリーズ イタダキマン 康珍化、山本正之 古田喜昭、山本正之 神保正明、山本正 ビクター 田中真弓、山本正
レディジョージィ
渡辺岳夫 渡辺岳夫 ビクター 山本百合子
ストップ!!ひばりくん!
小林泉美
キャニオン 雪野ゆき、星野ア
ベムベムハンター こてんぐテン丸
小林亜星 筒井広志 コロムビア 藤田淑子、松島みのり
プラレス3四郎 牛次郎 謝花義哲 槌田靖識 ビクター 片桐圭一
セレンディピティ物語 ピュア島の仲間
たち
井沢満、山上路夫 渡辺岳夫 渡辺岳夫、松山祐 ワーナー・パイオニ 原めぐみ、佐野翔
魔法の天使クリィミーマミ 古田喜昭 古田喜昭 馬飼野康二 徳間音工 太田貴子
超時空世紀オーガス 三浦晃嗣 ケーシー・ランキン 羽田健太郎 徳間音工 ケーシー・ランキン
サイコアーマーゴーバリアン 貴智明 井上俊次 矢野立美 キング ネバーランド
キャッツ・アイ 三浦徳子 小田裕一郎 大谷和夫 フォーライフ 杏里
機甲創世紀モスピーダ 売野雅勇 タケカワユキヒデ 久石譲、? ビクター アンディ、松本美
ふしぎの国のアリス 島えりな 小林泉美 小六禮次郎 キャニオン TARAKO
特装騎兵ドルバック 古田喜昭 古田喜昭 幾見雅博 ビクター WELCOME
タオタオ絵本館 伊藤アキラ 小林南 槌田靖識 ビクター
まんがイソップ物語
ペグモ、赤坂東児 フォーライフ ペグモ
キャプテン翼 吉岡治 馬場孝幸 飛沢広元 CBSソニー 沖田浩之
伊賀野カバ丸 売野雅勇 木森敏之 木森敏之 フォーライフ シュガー
銀河漂流バイファム
渡辺俊幸 ワーナー・パイオニ TAO
子鹿物語 山川啓介 すぎやまこういち
キャニオン 戸田恵子、高梨雅

(注:スペシャルは入っていません)



トップへ
戻る