1976年


ハックルベリィの冒険

OP「ほらハックルベィ・フィン」(中山千夏作詞、越部信義作曲) 歌:堀江美津子、こおろぎ’73
ED「河のうた」(中山千夏作詞、越部信義作曲) 歌:堀江美都子、こおろぎ’73コロムビアゆりかご会
 OPはいたずらと冒険の大好きな少年、ハックルベリィ・フィンの元気っぷりを、堀江美都子氏が明るく快活な声で歌っています。サビの「一緒に行きたいな 君と♪」からの、ちょっと繊細なメロディーがこの曲を引き締めていて、印象に残るものにしていますね。EDは物語の舞台、ミシシッピ川への思いを情感たっぷりに表現していて、結構大人の歌ですよ〜。


母をたずねて三千里
OP「草原のマルコ」(深沢一夫作詞、坂田晃一作曲) 歌:大杉久美子
ED「かあさんおはよう」(高畑勲作詞、坂田晃一作曲) 歌:大杉久美子
 OPはケーナの寂しげな音色から始まる、母を捜して遠く旅を続ける少年マルコの心に寄り添った、泣かせどころたっぷりの曲になっています。「さあ出発だ♪」からのサビは、マルコの固い決意を力強く表していていかにも名作劇場の主題歌という感じです。EDは明るいメロディーの中に母親を慕うマルコの気持ちをきちんと表しています。サビのフレーズ、「母さんおはよう♪」から続くのは、イタリア語でしょうか?当時聴こえるまま、意味も知らずテキトーに歌ってた恥ずかしい記憶があるんですけど…(汗)


大空魔竜ガイキング
OP「大空魔竜ガイキング」(保富康午作詞、菊池俊輔作曲) 歌:ささきいさお、コロムビアゆりかご会
ED「星空のガイキング」(保富康午作詞、菊池俊輔作曲) 歌:ささきいさお
 「大空魔竜ガイキング」というタイトルだけでも、当時十分インパクトありましたが、OPテーマに出てきた「ブラックホール♪」という言葉が、なかなかサイエンスしててカッコいいなぁと感じた事を思い出してしまいました(今から思うと思いっきり笑える)。ロボットアニメ自体もかなり濫作気味だった頃で、主題歌も定番の菊池メロディーにささきいさお氏の歌で新鮮味に欠ける印象もありましたが、苦労して他作品との区別を図っていたところが伺えます。EDはいかにもささき節!といった感じのバラードで朗々と歌い上げていてじっくり聴くと心に染み入ってきますよ。他にも「ミドリ(この作品のヒロイン)のテーマ」という、声優小山茉美氏の歌う名曲もあり、エピソードを盛り上げていました。


マシンハヤブサ
OP「ダッシュ!マシンハヤブサ」(保富庚午作詞、すぎやまこういち作曲) 歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会
ED「グランプリ・ブギ」(保富庚午作詞、すぎやまこういち作曲) 歌:水木一郎
 「マシンは僕だ〜 僕がマシンだ〜♪」のフレーズが面白カッコよくて、最後の「ハヤブサァァ〜〜!!」っていうシャウトがいかにも水木氏らしいところがが管理人お気に入りのOPです。EDも、コミカルで楽しい一曲ですよ(これで作品がもっと人気出ればよかったんだけど…)。そうそうこの歌、「オイルだらけになろうとままよ♪」の「ままよ」を当時「ママよ」だと勘違いしてたんです。その時もう中学生だったんだけど、全然疑わなかったなぁ…(汗)


ゴワッパー5ゴーダム
OP「行くぞ!ゴーダム」(若林一郎作詞、小林亜星作曲) 歌:水木一郎、ヤング・フレッシュ
ED「ゴワッパー5のうた」(若林一郎作詞、小林亜星作曲) 歌:水木一郎、ヤング・フレッシュ
 このあたりはロボットアニメのオンパレードですね。この作品は、小学生が主人公という点が他とは一線を化していました。OPも子ども達の頼もしい味方という部分を強調した歌詞になっています。EDは操縦者である少年少女達のグループ、ゴワッパー5のテーマソング(確か鍵っ子<死語>という設定だったような)。水木氏は、OPはゴーダムの力感あふれる外観を表現するようにわざと声をつぶしたように歌い(この歌い方結構真似した)、EDは、いたずらっ子みたいに明るく弾むような声を出すなど、曲に合わせて様々に歌い分けていて、プロの仕事ぶりを見せています。しかし、なんだかんだいってもやはり、聴かせどころはOPの最後にシャウト、「(ゴワッパー〜) ファァ〜イブ!!」で決まりでしょう。


UFO戦士ダイアポロン
OP「UFO戦士ダイアポロン」(山本正之作詞、山本正之作曲) 歌:子門真人
ED「UFO少年団」(山本正之作詞、山本正之作曲) 歌:子門真人、コロムビアゆりかご会
 「UFO」という言葉自体がレトロ感たっぷりの作品タイトルであります。OPはシャウト満載で、歌うと結構難しい曲です。出だしの「がっしぃぃ〜ん(合身)!!」と、サビの「アポロン ヘッダァ〜!!(ダイアポロンの頭部)」以下は、子門真人氏のカッコいい広がりのある声が決まってますよ。山本正之氏のちょっと哀愁を帯びたメロディーもポイントで印象を残して、イイ感じです。EDは、今聴くと子ども達に絶対爆笑されてしまいそうな(まぁ「空飛ぶ円盤に のっかって♪」ですから…)、でもちゃんとシリアスな内容の歌詞になっています。「悪者ねらって タックル キック♪」のフレーズは、少年達のユニフォームがアメフト風だった事からきたのでしょうね(このデザインも今見ると笑える事請け合い)。


超電磁ロボコンバトラーV
OP「コンパトラーVのテーマ」(八手三郎作詞、小林亜星作曲) 歌:水木一郎、ザ・ブレッスンフォー
ED「行けコンバトラーV」(八手三郎作詞、小林亜星作曲) 歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会
 イントロからして、盛り上がるぞ〜この歌!と思うOPは超オススメの一曲。だっていきなり「V・V・V ヴィクトリィ〜!♪」のシャウトですから!出だしからサビまでまったくテンションが落ちないのがまずスゴい。そして主役ロボの必殺技もしっかり歌詞で押さえてあって、子どもへのアピールも十分です(超電磁ヨーヨー→タツマキ→スピン)、マジかっちょイイっす)。そして、EDもこれまた一度聴いたら忘れない、ちょっと演歌っぽいノリが面白い歌で、何と言ってもサビに「身長57メートル 体重550トン♪」の解説風フレーズが最高。現在、ロボットのプロフィール(?)までご丁寧に教えてくれる歌はまず無いでしょう。水木氏の歌声も冴えまくりです。


ピコリーノの冒険
OP「ぼくはピコリーノ」(片桐和子作詞、中村泰士作曲) 歌:大杉久美子、ヤング・フレッシュ
ED「オリーブの木陰」(片桐和子作詞、中村泰士作曲) 歌:大杉久美子、ヤング・フレッシュ
 「ピノキオ」が元になっているので、ピコリーノは木の人形。彼の子どもらしい好奇心や冒険への憧れを、「ぼく」と一人称で歌ったのがOPテーマです。EDは一方ピコリーノが人形でも、見ている子ども達のお友達だよという気持ちのこもった暖かな曲になっています。もう一つの「ピノキオ」である「樫の木モック」よりは、明るくカラッとした印象を与える主題歌ですね。大杉久美子氏の男の子っぽい、でもかわいい歌声はいつ聴いても良いです。


グロイザーX
OP「飛べ!グロイザーX」(永井豪作詞、クニ河内作曲) 歌:池田鴻
ED「ゴーゴーグロイザーX」(高円寺博作詞、クニ河内作曲) 歌:池田鴻
 とにかく歌手池田鴻氏の迫力ある歌声に圧倒されてしまう主題歌です。OPでは「響け爆音 雲果つるまで♪」という、まことに古風なフレーズが他にはなかなか見られなくて、数あるロボットアニメのOPの中でもお気に入りの一曲になっています。一方EDは、主人公海阪錠とリタの、戦士としての固い決意が力強く描かれていて、これも渋いけど名曲です。きちんとロボットの技名や敵の名前もフレーズに出てきて内容の説明にもなってるけど、歌としても泣かせの要素(「夢見る乙女の 愛ある限り♪」とか)がしっかり入っているのはさすがといえましょう。歌手の池田氏は、かの「機動戦士ガンダム」の主題歌(「翔べ!ガンダム」「永遠にアムロ」)も担当されていますよね。というか、グロイザーのOPを歌ってた事をご存知の方はかなりの年代だと思われます(汗)


マグネロボ ガ・キーン
OP「たたかえ!ガ・キーン」(浦川しのぶ作詞、渡辺宙明作曲) 歌:水木一郎、堀江美都子、こおろぎ‘73
ED「猛と舞のテーマ」(浦川しのぶ作詞、渡辺宙明作曲) 歌:水木一郎、堀江美都子
 当時画期的だとファンの間で話題になった、売れっ子アニメ歌手同士のデュエットによる主題歌です。「ガ・キーン」といういかにも分かり易い(まんま合体する時の擬音だよね)ロボットのネーミングもさることながら、「イ・イ・イイ いまだ とびだせ スイートクロス♪」の「イ・イ・イイ♪」は余りにもスゴ過ぎな出だしです(でも水木氏にはピッタリ)。技の名前をシャウトする堀江氏が、水木氏に負けず劣らずカッコ良くてホントうっとりしますよ(アニメ特番でほとんど歌われないのがとても残念)。EDは、タイトルのまんま主人公北条猛と舞の決意を歌ったバラードです。サビの「二人の青春♪…」は両氏の息のあったハーモニーが今思うとかなり貴重な一曲。どちらの歌も、聴いていると思わず眉間に力が入ってしまう位コブシまわってます!


キャンディ・キャンディ
OP「キャンディ・キャンディ」(名木田恵子作詞、渡辺岳夫作曲) 歌:堀江美都子、ザ・チャープス
ED「あしたがすき」(名木田恵子作詞、渡辺岳夫作曲) 歌:堀江美都子、ザ・チャープス
 堀江美都子氏の最大の代表曲であり、TVアニメ主題歌ながら、シングルでミリオンセラーを出したという、アニソン中のアニソンの一曲であります。「そばかすなんて きにしないわ♪」から始まる明るい前半と哀愁を帯びた後半サビ部分が上手くマッチして極上の仕上がりになっています。このOPもさることながら、おすすめは、ED。逆境にも負けず明るく前向きに生きようとする少女、キャンディのけなげさが、ジーンと伝わってくる名曲だと思います。「すてきなことが ありそうで わたしはあしたが あしたがすき♪」のフレーズは特に泣ける!原作漫画家いがらしゆみこ氏のキレイなイラストとも合ってて、当時はこれだけが楽しみでオンエア見てました(だってアニメ本編は作画もヒサンだし、いじめられまくるキャンディがあまりにもかわいそうだった)。


ポールのミラクル大作戦
OP「ポールの冒険」(若林一郎作詞、菊池俊輔作曲) 歌:大杉久美子、コロムビアゆりかご会
ED「オカルトハンマーのうた」(若林一郎作詞、菊池俊輔作曲) 歌:大杉久美子、コロムビアゆりかご会
 OPは、異世界のメルヘンを表現した前半と少年の冒険ファンタジーを強調した後半に分かれています。「とんでるさかなの へんてこりんな世界♪」のフレーズはコミカルに、サビは男の子らしくたくましさを歌った大杉氏の表現力が光ります。EDは、マスコットキャラクター、パックンの歌です。オカルトハンマーは、異世界への扉を開くアイテムですが、『オカルト』という言葉がなにげにレトロな響き(ネーミングがタツノコらしくて笑える)。


リトル・ルルとちっちゃい仲間
OP「リトル・ルルとちっちゃい仲間」(香山美子作詞、越部信義作曲) 歌:堀江美都子、ヤング・フレッシュ
ED「わたしはルル」(香山美子作詞、越部信義作曲) 歌:堀江美都子
 作品は余り印象にありませんが、OPがなかなか面白いのであげてみました。「ちっちゃいなんて ちっちゃいなんて おもってないわ♪」から始まるサビまでの歌詞は、大人から見た子どもの言い訳というか屁理屈を実に上手く表現しています。『忘れること』を、『途中で気持ちが変わる』とすりかえるところなんてもう最高です。こういうの、しんちゃんやまる子ちゃんあたりがよく使ってそうな感じがしませんか?これを70年代のアニメソングの歌詞に、しかもいたって明るいメロディーでさっぱり歌ってあるあたりはマジ渋い!の一言です。


ドカベン
OP「がんばれドカベン」(水島新司、保富庚午作詞、菊池俊輔作曲) 歌:こおろぎ’73
ED「ああ青春よいつまでも」(保富庚午作詞、菊池俊輔作曲) 歌:こおろぎ’73
 サビの「がんばれがんばれドカベン や〜まだた〜ろう♪」が、いかにもアニソンらしくて超嬉しい主題歌です。他にも「ズバ〜ンといかしたあいつだぜ♪」のズバ〜ンといかすってどういう意味だろ?と突っ込み入れたくなるラブリーなフレーズがあります。数多い菊池メロディーの中でも歌詞にピッタリはまった歌の一つだと思います。こおろぎ’73の男声コーラスも合ってます。「ドカベン」のオンエアは、放映開始から3年以上続いた為、主題歌が数度(管理人のうろ覚えではあと2回)変わっています。長寿番組だからとはいえ、主題歌がリニューアルされる事は当時かなり珍しかったです(1クールで簡単に変わるのが当たり前だもんね、今は…ため息)


ろぼっ子ビートン
OP「わたしのビートン」(大隅正秋作詞、川口真作曲) 歌:大和田りつこ
ED「なぜ?なぜ?ビートン」(大隅正秋作詞、川口真作曲) 歌:大和田りつこ
 OPは主人公のロボット、ビートンへのラブメッセージ。「できそこないのロボットと みんなはいうけれど…(略)わたしはすきなのよ♪」が、この歌の全てを表現していますね。EDはTVを見ている子ども達の視点で書いたビートンへの語りかけです。この主題歌のキモは、何と言っても歌を担当した大和田りつこ氏の表情豊かな歌いっぷり(思わずマネしたくなる)。OPでは、おませな女の子風、EDはしっかりビートンになりきってて、聴いていると自然に楽しい気持ちになりますよ。大和田氏は後に、かの名作「赤毛のアン」の主題歌で違う一面を披露してくれますが、それはまだ先のお話という事で…。


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