1975年

フランダースの犬
OP「よあけのみち」(岸田衿子作詞、渡辺岳夫作曲) 歌:大杉久美子、チルドレンコーラス
ED「どこまでもあるこうね」(岸田衿子作詞、渡辺岳夫作曲) 歌:大杉久美子
 悲しい最終回が最近つとに有名な名作アニメの主題歌です。OPは「ラララ〜」から始まる外国語の可愛いコーラス(多分オランダ語ではないかと…/汗)が軽やかな感じで、主人公ネロの子どもらしい純真さを表現しています。歌そのものは非常に短くてシンプルなんですが、その分印象に残りやすいですね。EDはネロが大事な友達のパトラッシュに語りかける内容の歌詞で、彼らの深い絆を読み取る事が出来ます(子どもにも分かる実に易しいフレーズですが)。管理人は放映当時、この歌を聴く度、「息が切れたら死んじゃうじゃん」とか言って笑ってたんですけど。思えばかなり残酷だよなぁ…(冷汗)

みつばちマーヤの冒険
OP「みつばちマーヤの冒険」(伊勢正三作詞、伊勢正三作曲) 歌:チータとみつばち合唱団
ED「おやすみマーヤ」(伊勢正三作詞、伊勢正三作曲) 歌:チータとみつばち合唱団
 元かぐや姫(「神田川」で有名になったフォークグループ)の一人、伊勢正三氏の作詞作曲という当時にしては画期的な人選によって作られた主題歌です。しかも歌を担当しているのが、チータこと、水前寺清子氏(最近歌ってるとこ見なくなりましたね)。なかなかユニークな組み合わせに、当時「おおっ」と思ったものです。好奇心旺盛で冒険好きのミツバチ少女、マーヤに優しく語り掛けるような歌詞が良かったです。EDは、冒険の疲れを癒す為に花のゆりかごで眠るマーヤの子守歌。メリーゴーランドみたいにクルクル回る花のベッドですやすやと眠るマーヤの映像が何とも可愛いです。この作品は、1982年にリメイクされますが、その時も主題歌は歌手だけ変えて同じOP&EDでした。

勇者ライディーン
OP「勇者ライディーン」(山川啓介作詞、小森昭宏作曲) 歌:子門真人、コロムビアゆりかご会
ED「おれは洸だ」(山川啓介作詞、小森昭宏作曲) 歌:子門真人、コロムビアゆりかご会
 ミステリアスな設定のシリアスなドラマとは対照的なOPが印象的な作品です。ロック調でノリの良い主題歌の多いアクション系アニメにあって、ゆったりとしたマーチ調のリズムは、インパクトありました。子門真人氏の温かみのある歌い方が、子ども番組らしい健全さを一層強調してくれました(作品の内容自体は少々主題歌とは違ってたと思いますが)。このOPテーマにのって悠然と出現するライディーンの映像もカッコ良かったですね。EDはうってかわって主人公ひびき洸のヒーロー性をアピールした歌となっています。主人公が一人称で語る内容の歌詞がなかなかGOOD。

ラ・セーヌの星
OP「ラ・セーヌの星」(保富庚午作詞、菊池俊輔作曲) 歌:アレーヌ、コロムビアゆりかご会
ED「私はシモーヌ」(雨宮雄児作詞、宇野誠一郎作曲) 歌:アレーヌ
 フランス革命をモチーフにした作品の主題歌です。主人公シモーヌは昼間は花売りの仕事に汗を流し、夜はラ・セーヌの星と名乗って庶民を苦しめる悪い奴(主に貴族)を懲らしめるというスーパーヒロイン。そんな彼女の夜と昼の姿を歌に表現したものと思われます。OPはラ・セーヌの星としての活躍ぶりを、EDは一庶民として生きるシモーヌの決意を歌詞に託しています。作曲を担当した菊池氏の独特のメロディーラインはこの作品でも健在ですよ〜歌を担当しているアレーヌ氏のちょっとたどたどしい日本語はご愛嬌でしょう(その代わりフランス語の部分は当然ながら決まっておりますよ)。

ガンバの冒険
OP「ガンバの唄」(作詞:東京ムービー企画部、作曲:山下毅雄) 歌:河原裕昌
ED「冒険者たちのバラード」(作詞:東京ムービー企画部、作曲:山下毅雄) 歌:すぎうらよしひろ
 OPは、「ガンバガンバ ガンガンガンバ♪」で始まる軽快でテンポの良いメロディーが、ガンバとその仲間達のバイタリティーを余すところ無く表現していて、聴くと元気になる曲です。特にこの作品の決め台詞「シッポを立てろ〜♪」はサイコーです!一方EDは、正反対でノロイという強大な敵の前にくじけそうになる後向きな心を歌詞の前半で表しながらも、後半はガンバが皆に無言で前を向けと訴えるというストーリー性のある内容になっています。しかし、サビの「ドクロを映す♪」には放映当時も今も聴く度にドキリとしますね。今ならまず使用される事の無い表現でしょう。時代を感じさせます。

ゲッターロボG
OP「ゲッターロボ!」(永井豪作詞、菊池俊輔作曲) 歌:ささきいさお
ED「不滅のマシン ゲッターロボ」(和泉高志、菊池俊輔作曲) 歌:ささきいさお、コロムビアゆりかご会
 OPは、メインキャラクターに殆ど変化が無かった事もあって、前作「ゲッターロボ」と全く同じ歌を使用しています(今なら間違いなく変わっているでしょう)。EDは、倒すべき敵を、「百鬼帝国」と歌詞ではっきりと書いて新作であることを強調していますね。前半のややスローなテンポから、サビはロボット物らしくやはり軽快なメロディーに変わります。雰囲気としては後の「グレンダイザー」のEDにやや似ているような気もします。

宇宙の騎士テッカマン
OP「テッカマンのうた」(竜の子プロ企画文芸部作詞、小林亜星作曲) 歌:水木一郎
ED「スペースナイツのうた」(竜の子プロ企画文芸部作詞、小林亜星作曲) 歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会
 OPは実に丁寧にこの作品の設定を説明してくれるという、70年代のアニソンらしい歌詞になっています。メロディーはやや演歌入っていて「きらめく銀河に父の名呼べば 一筋流れる涙星♪」辺りのフレーズに象徴されていますね。EDは対照的に明るいメロディーで、主人公側の組織、スペースナイツをたたえる内容になっています。作品自体、どちらかといえばハードな雰囲気を持っているので、現代だったらもっと悲壮感とか哀愁が強調された歌になっていることでしょう。

アラビアンナイト シンドバットの冒険
OP「シンドバットの冒険」(若林一郎作詞、菊池俊輔作曲) 歌:堀江美都子、コロムビアゆりかご会
ED「シンドバットのうた」(若林一郎作詞、菊池俊輔作曲) 歌:堀江美都子、コロムビアゆりかご会
 OPはイントロがちょっとオリエンタル風なイメージを感じさせていて、この作品の雰囲気を上手く表現しています。主人公シンドバッド少年の冒険への憧れがストレートに出た以下にも子ども向けらしい歌ですね。EDはOPよりアップテンポで軽快なメロディーで、シンドバッドの好奇心旺盛な面を強調した内容になっています。魔法で九官鳥に変えられてしまったガールフレンドのシェーラへ語りかけるように歌う堀江氏の声は、男の子にしっかりなりきっていますね。これが少女アニメになるとちゃんと女の子の歌声になるから本当に氏の表現力はスゴイです。

タイムボカン
OP「タイムボカン」(山本正之作詞、市久作曲) 歌:山本正之、サカモト児童合唱団
ED「それ行けガイコッツ」(山本正之作詞、市久作曲) 歌:ロイヤル・ナイツ
 個性派アニソン作家にして歌手である山本正之氏のTVアニメデビュー作。この作品では、作曲には関わってませんが、「どこからきたのか ごくろうさんね♪」に始まる、肩の力が抜けるような独特の声は、シャウト全盛のアニソンにあって異色な存在でした。タイムボカン自体もギャグアニメの新境地を開き、以降シリーズ化していくわけですが、これはその偉大な第一歩という訳です。

鋼鉄ジーグ
OP「鋼鉄ジーグのうた」(林春生作詞、渡辺宙明作曲) 歌:水木一郎、こおろぎ‘73、コロムビアゆりかご会
ED「ひろしのテーマ」(?作詞、渡辺宙明作曲) 歌:水木一郎
 水木一郎氏得意の、擬音が歌詞の大半を占めるOPは必聴です。特に「ビルドアップ バンバンババ〜ン♪」から始まるサビは擬音のオンパレード。歌詞がないからといっても歌うのは以外に難しく、ひっきりなしに続く「バンバン…」のフレーズが素人は段々だれてメリハリも無くなってくるものです。そういうことを全く感じさせず盛り上がりまくる水木氏の実力はさすがという他ありません。放映当時は、25分番組だった為、OPは1番まで(コレは当たり前か)EDはカットでしたが、後にリピート放映された時は30分用に、OPは2番まで、さらにEDもプラスされてとってもお得だった思い出があります(「デビルマン」「ガ・キーン」等でも同様の編集がありました)。

UFOロボ グレンダイザー
OP「とべ!グレンダイザー」(保富庚午作詞、菊池俊輔作曲) 歌:ささきいさお、コロムビアゆりかご会
ED「宇宙の王者グレンダイザー」(保富庚午作詞、菊池俊輔作曲) 歌:ささきいさお、こおろぎ‘73
 菊池メロディー全開の一作です(ささき氏と菊池氏の相性はかなり良いですよね)。今よ〜く聴いてみるとロボットアニメには珍しく、サビに主役ロボの名称連呼が無いOPなんですね(歌詞冒頭に1フレーズ出てくるのみ)。主人公デューク・フリードの心情を中心に構成されたような感じで、ある意味メロドラマ的な部分もあるこの作品らしい歌ともいえます。その代わり、EDはグレンダイザーのヒーロー部分をOPよりも強調したカッコイイ感じに仕上がっています。菊池メロディーは、こういうちょっと哀愁漂う歌詞によ〜く似合うと思うのでしょうが、いかがでしょうか?

アンデス少年ペペロの冒険
OP「ペペロの冒険」(楳図かずお作詞、山下毅雄作曲) 歌:堀江美都子
ED「風よつたえて」(楳図かずお作詞、山下毅雄作曲) 歌:堀江美都子
 実は管理人イチオシのアニソンがコレ。当時流行ったエルドラド伝説をモチーフにした作品の主題歌だけあって、OPはちょっとあの「コンドルはとんでゆく」を意識したメロディーラインです。でも堀江氏の歌声は、主人公ペペロの決意を示すようにとっても力強くヒーローしていて、もうカッコ良いのひとこと!燃えます!EDは、故郷に残してきた母親への思いがテーマの、ちょっと切ないフレーズが泣かせるいい歌です〜しかし作詞を担当されたのが、異色漫画家楳図かずお氏というのはビックリ。バンドを結成してTV等で歌を披露してた事もあると知ってはいましたが、この歌詞は意外ですねぇ。

草原の少女ローラ
OP「草原の少女ローラ」(岩谷時子作詞、川口真作曲) 歌:大杉久美子
ED「ローラの子守唄」(岩谷時子作詞、川口真作曲) 歌:大杉久美子
 某国営放送局で大ヒットしていた海外ドラマ「大草原の小さな家」をアニメ化した作品の主題歌です(アニメのほうはヒットせず2クールで終了)。内容的には名作ものにあたる為か、歌を大杉久美子氏が担当しています。ベテラン岩谷時子氏の作詞は、シンプルで的確に主人公ローラのキャラクターを表しています。口笛の音が印象的な出だしから始まって、広大な大地をイメージさせるのびのびとしたメロディーもその歌詞を生かしていますね。EDは寂しげなメロディーが印象的な子守唄です。今、こういうゆったりとした歌詞をじっくり聞かせるアニソンが本当になくなりました。時代の流れとはいえ…(涙)

一休さん
OP「とんちんかんちん一休さん」(山元護久作詞、宇野誠一郎作曲) 歌:堀内恵、ヤング・フレッシュ
ED「ははうえさま」(山元護久作詞、宇野誠一郎作曲) 歌:藤田淑子
 当時としては、超ロングヒットとなった作品の主題歌で、OP、EDとも巷には良く知れ渡っていますね(アニメ特番の定番)。「すきすきすきすきすきすき あいしてる♪」と可愛い女の子の歌声で始まるOPは、やんちゃな小坊主一休さんのキャラクターをしっかり印象付けてくれます。一休さんの例のとんちを考えるポーズも映像ではばっちり入っていますよ(だってこれロボットアニメで言えば必殺技だもんね)。EDは、政治的な事情から母親と別れて生きていかなければならない(ハイ、歴史の勉強ですよ〜)、少年一休の心情を担当声優の藤田氏が切なく歌っています。微妙に表情を変える、てるてる坊主の映像も歌の効果を上げています



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