1967〜1968年

悟空の大冒険(67年)
OP「悟空の大冒険マーチ」(吉岡治作詞、宇野誠一郎作曲) 歌:ヤング・フレッシュ
ED「悟空が好き好き」(吉岡治作詞、宇野誠一郎作曲) 歌:ヤング・フレレッシュ
 OPは、スピーディで軽快なメロディーにのって、「カーッとなったらカッカッカッ♪」と擬音を連呼する歌詞がやたら楽しい歌です。歌詞自体たいした意味はありませんが、歌っているうちに主人公・悟空の性格が自然と飲み込めるように出来ているのがわかります。EDはこの作品を視聴者の子供たちに目いっぱいPRしている、今では絶対にお目にかかれない珍しい歌詞の歌。でも早口なフレーズがあって実際歌うのは大変かも…(笑)。作曲者の宇野誠一郎氏は、「ムーミン」「アンデルセン物語」「ふしぎなメルモ」「一休さん」「小さなバイキングビッケ」等アニメ草創期から70年代にかけてアニメソングを多く手がけられている大御所の一人。軽快なタッチの明るい曲調が特徴ですね。

黄金バット(67年)
OP「黄金バット」(第一動画作詞、田中正史作曲) 歌:ボーカル・ショップ
 戦後間もない頃街角の紙芝居で人気だったという、金色に光る(実際は黄土色にしか見えなかった…)ドクロ顔の男(?)の活躍を描く作品のアニメ化。OPも「こうもりだけが知っている♪」らしい謎だらけのヒーローらしい歌詞が並んでいます(でもめっぽう強い)。ボーカル・ショップの皆さんが何処からともなくやってくる黄金バットの雰囲気を上手に歌い上げていて、結構インパクトありますよ。

パーマン(67年)
OP「ぼくらのパーマン」(藤子不二雄作詞、越部信義作曲) 歌:三輪勝恵、石川進
 人気子供番組「おはよーこどもショー」の司会だった石川進氏が歌うコミカルなOPです。後のリメーク版のスピーディーさから比べると半分以下ののんびりテンポ。でも却ってそれが、パーマンのちょっとドジなところを強調しています。特にサビの「パピプペパーマン♪」がなんとも楽しいです。

リボンの騎士(67年)
OP「リボンの騎士」(能加平作詞、富田勲作曲) 歌:前川陽子、ルナ・アルモニコ
ED「リボンのマーチ」(能加平作詞、富田勲作曲) 歌:前川陽子、ヤング・フレッシュ
 OP、EDとも、この作品がミュージカルを強く意識しているといわれるだけあって、奥行きの深さが感じられるゴージャスな雰囲気の曲になっています。現在では何処かには必ず入っているテクノサウンドが全くない、純粋なオーケストラサウンドが嬉しいですね。歌手の前川陽子氏がOPを女の子らしく可憐に、でもサビではカッコ良く勇ましいサファイアの感じをよく出しています。また、EDはミュージカルのエンディングのように出演者がカーテンコールに答えている風景が浮かんでくる、締めくくりにふさわしい歌です(映像の天使チンクが可愛いvv)。

マッハGOGOGO(67年)
OP「マッハ・ゴーゴーゴー」」(吉田竜夫、伊藤アキラ作詞、越部信義作曲) 歌:ボーカル・ショップ
 車が主役のアニメだけあってマシン音や吹き抜ける風をイメージして作られています。歌詞はマッハ号にのる主人公・三船剛の視点でレースにかける思いを表現しています。当時はスーパーカー自体がビックリする発想だったので、マッハ号のすごい性能(ジャンプする、海中を走る等)が次々と出てくるOPフィルムに目を奪われたものです。

キングコング(67年)
OP「キングコング」(小林亜星作詞作曲) 歌:藤田淑子、ハニー・ナイツ
 「ウッホウホウホ ウッホッホ〜♪」で始まる超楽しい歌です。10分かそこらの短い作品だったのにもかかわらず、歌詞はほぼ完璧に覚えてました。実写映画のキングコング(洋画orゴジラ)は子ども心にとても怖かったんですが、この作品のキングコングは愛嬌があって好きでした〜(実際歌詞もフレンドリーを強調してましたしね)。

001/7親指トム(67年)
OP「001/7親指トム」(小林亜星作詞作曲) 歌:ハニー・ナイツ
 「ある日ある時 ある時ある日♪」で始まるコミカルな歌。これも歌い始めを聞くとすんなり続きが出てきます。主人公トムと助手のジャックがどうして小さくなったかが親切に書き込まれている歌詞が子どもに親切で嬉しいです。

花のピュンピュン丸(67年)
OP「花のピュンピュン丸」(つのだじろう作詞、小川寛興作曲) 歌:財津一郎
 財津一郎氏の歌声が楽しいコミックソング。キャラクターの紹介もバッチリ入っています。サビの「ドッテドッテ…♪」のフレーズがこの作品のドタバタな雰囲気を良くあらわしていてとても好きです。それに最後の「キビシィ〜」の一声も。

スカイヤーズ5(67年)
OP「スカイヤーズ5」(赤坂三平作詞、すぎやまこういち作曲) 歌:ハニー・ナイツ
 当時チームのアクションもの(しかも生身で)は少なかったので、アニメとしても印象に残っています(アニメ史上ではメジャーじゃありませんけど)。5人編成というのも今の特撮戦隊みたいでツボでした(結局はそれ…汗)。OPテーマも主人公達が決意表明しながら実は自画自賛しているというヒーローものならではのノリが楽しい。今でも歌詞を忘れていないのが好きだった証拠です。特にラストの「ぼくらはエース 平和のエース♪」のフレーズを当時何かと口にしていたような記憶が…。

おらあグズラだど(67年)
OP「おらあグズラだど」(青島幸男作詞、馬渡誠一作曲) 歌:大平透
 主人公の怪獣グズラの声優、大平透氏が歌う主題歌です。何しろ歌詞の殆どが擬音(何せ「おらぁグズラだドヒヒヒ♪」ですから)、そしてグズラの長所と短所をきれいに並べてくれています。いいですねえ、このわかりやすさ。歌詞に深い意味がないところは、作詞担当された青島幸男氏の作風でしょうか。

ゲゲゲの鬼太郎(68年)
OP「ゲゲゲの鬼太郎」(水木しげる作詞、いずみたく作曲) 歌:熊倉一郎
ED「カランコロンのうた」(水木しげる作詞、いずみたく作曲) 歌:加藤みどり
 誰もが知っていて、なおかつCMで替え歌が作られるくらい有名なアニメソングでしょう(「○イ、ケイ、○ズキのK…」)。3回アニメ化されていますが、いずれもOPテーマはこの歌(歌手は変わっています→吉幾三、憂歌団)。『オバケ(妖怪)は人間みたいにあくせく暮らしていないんだぞ〜いいだろ〜』と、制約の多い現代社会を皮肉っているところがいいです。。時代が変わっても色あせないメッセージですよね。EDはどこかひょうきんな妖怪達の様子を表しています。実は大人になるまで、3番の「ゲゲゲの鬼太郎 称える虫たち♪」を「たたんでむっちゃき♪」と間違えて記憶していました(汗)。子どもの時の記憶って結構刷り込まれているから、大分後になって焦る事ありませんか?。

サイボーグ009(68年)
OP「サイボーグ009」(漆原昌久作詞、小杉太一郎作曲) 歌:マイスターイジンガー
ED「戦いおわって」(八手三郎作詞、小杉太一郎作曲) 歌:マイスターイジンガー
 原作マンガとは違って「赤いマフラー なびかせて♪」(原作は黄色ですね)というところが記憶に残っています。当時原作を放映後に知って、勝手に歌詞を「黄色いマフラー」などと変えて歌ったりしてました。OPは三部構成になっていて前半と後半は明るめに009達を称える感じで、中盤は一転して苦難に立ち向かう姿が重めな歌詞になっています。EDはサイボーグとなった悲哀を感じさせつつ、それでも前向きに生きていこうとする彼らの姿が表されていてじ〜んときます。ED作詞担当の八手三郎氏の名前(東映企画部のペンネームらしいです)は、東映でこんなに早くから使用されていたのですね。そしてそれは今も健在であります…(東映戦隊特撮でおなじみ)。そういえば79年のリメイク版のEDタイトルは「いつの日か」。このフレーズって「戦いおわって」の中に出てくるんですよ。やっぱ繋がってるんだなあ…(しみじみ)。

サスケ(68年)
OP「サスケ」(三浦久純作詞、田中正史作曲) 歌:ハニー・ナイツ
 歌よりも出だしのナレーションが忍びの悲哀を描いていてやたらカッコ良いです。確か本編でも時間の関係か、OPはナレーションの後の「サスケ!お前を斬る!」で終わって、EDで歌のほうを流していたような記憶があります。歌詞の中に忍術の名前がいっぱいあって、歌を歌いながら気持ちは忍者してたなあ〜(ヒーロー好き)。

妖怪人間ベム(68年)
OP「妖怪人間ベム」(第一動画文芸部作詞、田中正史作曲) 歌:ハニー・ナイツ
 これも主題歌よりは、本編サブタイトル前に入る超不気味なナレーションが印象的な作品ですね。リアルタイム時は怖くて怖くてソファの陰に隠れて震えていました(本編は平気だったんですが…)。OPは「早く人間になりた〜い♪」が今でもギャグに使われることもあるくらい有名なフレーズですよね。歌自体は決して暗くならずに、人々に忌み嫌われながらも前向きに生きようとするベム達の気持ちがびんびん伝わってきます。

巨人の星(68年)
OP「行け行け飛雄馬」(東京ムービー企画部作詞、渡辺岳夫作曲) 歌:アンサンブル・ボッカ
 今ではすっかりギャグの定番となってしまいましたが(失礼)、当時は本当に皆が燃えていたアニメです。「思い込んだら 試練の道を♪」で始まるOPも、放映当時に生まれていなかった世代にまで知られていますね。「血の汗流せ♪」って、血の汗は実際流せるんでしょうか?でも子ども心に信じて疑っていなかったんですよ…(野球そのものもよくわかっていなかったしなあ)。それからひたすら巨人命!なのも時代を感じさせます。


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