1987年


アニメ安定期その2:傾向的には86年とあまり変わりがありません。ロボットアニメの苦戦も相変わらずで、サンライズの新作「機甲戦記ドラグナー」もガンダムの幻影から抜け出す事ができずヒット作とはなりませんでした。他のロボットアニメも、「マシンロボ」「トランスフォーマー」と86年から続くシリーズだけで、ファンにとってはさみしい限りでした。このような苦境の中サンライズは、新たに週刊少年ジャンプの人気マンガ「シティーハンター」を手がけるという冒険をし、この作品はアニメとしてもヒット。「2」「3」「’91」と続くロングシリーズとなりました。そしてこれ以降サンライズの原作マンガ路線は定着していく事になります(2003年現在「犬夜叉」ヒット中)。アニメ作品全体でも、マンガ原作のアニメが増加、オリジナル作品で当時のアニメ雑誌を賑わしたのは「赤い光弾ジリオン」くらいでした(他にも子供向けだった為マイナー扱いだった「ビックリマン」があります。こちらはキャラ元のシールが大ブームになったので「新ビックリマン」「スーパービックリマン」とシリーズが続きヒットしました)。
 もう一つ、リメイク作品もこの年は多く、秋には「のらくろクン」「おらぁグズラだど」「仮面の忍者赤影」の三作が」放映されました。特に「赤影」は前作が実写という変り種で、このような実写、特撮作品のアニメ化も一つの傾向として成立していきます(「レッドバロン」「悪魔くん」等)。
 あ、そうそう深夜帯に大人(18歳未満禁止)のアニメ放映が堂々と(汗)始まったのもこの年でしたね(現在は深夜アニメ、もうふつ〜ですね)。


<管理人のうろ覚えメモリー>

 子供一人め誕生〜ということでゆっくりTVの前に座ってもいられなくなってしまい、だんだんとアニメとは疎遠になってった時期です。っていうか、田舎の悲しさ、放映されない作品が多かった!(涙)。それでもまだ一応アニメ雑誌はニュータイプだけ購読してましたが(ファンの意地か/汗)、読んでても話題についていけず寂しかった記憶があります。そんなわけでアニメはイマイチだった一方、特撮作品はMy当たり年でしたね(「メタルダ―」に激萌え)。以降この特撮当たり年っていうやつは、7、8年に一度の周期で現れるのであった…(93年「ダイレンジャー」、00年「タイムレンジャー」「クウガ」…/ははは)。
 あとレンタルビデオ店がそこかしこに出来始めて(すごい昔話みたい)、OVA(オリジナルビデオアニメ)借りる為に結構通ってましたねえ。この頃はまだβのレンタルソフトもあったんですよ〜。でもVHSに押されて徐々に姿を消していき…(以下略/涙)。


<参考>主な実写作品:「光戦隊マスクマン」「仮面ライダーBLACK」「超人機メタルダ―」
 (「BLACK」は第2次仮面ライダーブームの始まりでしたね。ストーリーはとにかく怖いくらいハードだったような…。それ以上にハマっていたのは「メタルダ―」。初期の話は超重かった〜(主人公の演技は超未熟だったけど)。ストーリー途中の路線変更が悲しかった作品です。「マスクマン」は好みのラブラブ話スタートでしたが、子供向け作品ゆえそこを貫けなかったところが残念でした…)


<お勧めセレクション>
エスパー魔美(87年4月〜89年10月):藤子・F・不二雄氏のマンガが原作のアニメです。ふとした事から(それも実は深い意味があるんですが)エスパー能力に目覚めてしまった、超ドジな中学生佐倉魔美の日常を描いています。目の前にいる人をほっとけない魔美の一生懸命さと、それを影で助ける(真の意味で)天才少年高畑くんのコンビのやりとりがほんわかしていて好みでした(不思議な犬、コンポコもね)。原作マンガは連載時(この年よりさらに古いのです/汗)ちょこちょこ読んでたので(「まんがくん」て雑誌知ってます?)、アニメ化にあたって結構期待していましたね。そのとおり、アニメはマンガに忠実かつ、もとのボリュームが足りない分(一話のページ数はかなり少ない)を上手く膨らませてありました。作画も毎回安定していて次回が待ち遠しかったです。最近になってやっと原作を購入し、読むことができたんですが、こんなにハマっていたとはここに至るまで気づかなかったです(はは)。


<作品年表> (全32本)
作品タイトル 放映年月日 製作会社 放映キー局 原作
愛の若草物語 1987/1/11〜1987/12/27 日本アニメーション フジテレビ L・M・オルコット
新メイプルタウン物語パームタウン編 1987/1/18〜1987/12/27 東映動画 ABC
機甲戦記ドラグナー 1987/2/7〜1988/1/30 サンライズ 名古屋テレビ 矢立肇
北斗の拳2 1987/3/13〜1988/2/18 東映動画 フジテレビ 武論尊、原哲夫
陽あたり良好! 1987/3/29〜1988/3/20 グループ・タック フジテレビ あだち充
ことわざハウス 1987/4/4〜1994/9/28 エイケン フジテレビ
ウルトラB 1987/4/5〜1989/3/27 シンエイ動画 テレビ朝日 藤子不二雄A
シティーハンター 1987/4/6〜1988/3/28 サンライズ 読売テレビ 北条司
きまぐれオレンジ☆ロード 1987/4/6〜1988/3/7 スタジオぴえろ 日本テレビ まつもと泉
げらげらブース物語 1987/4/7〜1988/3/29 テレスクリーン テレビ東京 W・レイマーカーズ、T・ウィルムズ
エスパー魔美 1987/4/7〜1989/10/26 シンエイ動画 テレビ朝日 藤子・F・不二雄
ガミー・ベアの冒険 1987/4/9〜1987/9/17 W・ディズニー・プロダクション テレビ朝日
赤い光弾ジリオン 1987/4/12〜1987/12/13 タツノコプロ 日本テレビ
鉄仮面を追え〜「ダルタニャン物語」より〜 1987/5/5 学研(スタジオぎゃろっぷ) NHK A・デュマ
マシンロボ ぶっちぎりゲットハッカーズ 1987/6/3〜1987/12/30 葦プロ テレビ東京
トランスフォーマー ザ・ヘッドマスターズ 1987/7/3〜1988/3/28 東映動画 日本テレビ 金田益美(原案)
SLIPPY DANDY 1987/8/7〜1987/9/4 メルヘン社 フジテレビ ほう統ひろし
ミッドナイトアニメ レモンエンジェル 1987/10/1〜1988/9/28 創映新社 フジテレビ
おらぁグズラだど 1987/10/〜1988/9/20 タツノコプロ テレビ東京 笹川ひろし
のらくろクン 1987/10/4〜1988/10/2 スタジオぴえろ フジテレビ 田河水泡
ミスター味っ子 1987/10/8〜1989/9/20 サンライズ テレビ東京 寺沢大介
アニメ三銃士 1987/10/9〜1989/2/17 学研 NHK A・デュマ
アニメ世界80日間世界一周 1987/10/10〜1988/3/26 日本アニメーション テレビ朝日 J・ベルヌ
ビックリマン 1987/10/11〜1989/4/2 東映動画 ABC 反後四郎
仮面の忍者赤影 1987/10/13〜1988/3/22 東映動画 日本テレビ 横山光輝
マンガ日本世界経済入門 1987/10/13〜1988/3/29 ナック テレビ東京 石ノ森章太郎
ついでにとんちんかん 1987/10/17〜1988/10/1 スタジオコメット フジテレビ えんどコイチ
瞳のなかの少年 15少年漂流記 1987/10/19 日本アニメーション フジテレビ J・ベルヌ
グリム名作劇場 1987/10/21〜1988/3/20 日本アニメーション ABC、テレビ朝
グリム兄弟
レディレディ 1987/10/21〜1988/3/23 東映動画 TBS 英洋子
藤子不二雄のキテレツ大百科 1987/11/2 NAS フジテレビ 藤子・F・不二雄
セントエルモ 光の来訪者 1987/12/31 東映動画 読売テレビ 松本零士



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