1986年


 アニメ安定期その1:週刊少年ジャンプ連載のマンガを原作とするアニメ作品の本数が増加、大ヒット作も「ドラゴンボール」「聖闘士星矢」と2本もあって、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです(「銀牙 流れ星銀」みたいにひっそり終了したのもあり)。『ジャンプのアニメは当たる』、この傾向は現在でも絶えることが無くすごいの一言。変わってオリジナル作品の減少傾向が現れ始めました。特にロボットアニメが「ガンダムZZ」「マシンロボ」「トランスフォーマー」だけという寂しさ。ガンダムの影響から抜けきれない製作者たちの苦しい時代だったといえますね。
 プロダクション的には竜の子プロが低迷状態で、少女マンガが原作の「光の伝説」、オリジナルの「ドテラマン」が打ち切り同様に早々終了したのは残念でした。80年代前半の盛り上がりから一転、色々な点でTVアニメが一つの大きなカベに突き当たった年といえるかもしれません。


<管理人のうろ覚えメモリー>

 一人身とおさらばしたついでに、これまでコレクションしてきたアニメ雑誌の数々を大量処分してしまいました。今思うとなんて勿体無いことをしたんだろうと激しく後悔しています。確かに嫁入り道具(死語)として持っていくには余りにも多すぎて邪魔だったんです…(でも処分せず持ち込んだものも多数…ははは)。
 また、本格的に田舎に引っ込んだ為、テレビ東京系の作品には殆どお目にかかれなくなりました。更にこの土地は当時日本テレビ系とテレビ朝日系が一つの放送局になっていたものだから、視聴可能な番組は減る一方〜(涙)。
 でもなんだかんだいいつつ、見られるものはチェックしてましたよ(下記の他「メイプルタウン物語」「超新星フラッシュマン」とか…)。OVA(オリジナルビデオアニメ)も、既にVHSの勝ちがが見えていたにもかかわらずしぶとくβ探して見ていたし。我ながらすごいね〜(って自画自賛するなよ…)

<参考>主な特撮作品:「超新星フラッシュマン」「時空戦士スピルバン」
(「フラッシュマン」のキャラ設定、ストーリーには当時泣けました。是非もう一度見てみたい作品です)


<お勧めセレクション>
1.愛少女ポリアンナ物語(86年1月〜12月):世界名作アニメ劇場の第12作目にあたるこの作品は、「少女パレアナ」を原作に、アニメ用に脚色されたものです。両親のいない少女ポリアンナが叔母パレーに引き取られてから、持ち前の明るさで周囲の人々を良い方向へ変えていくというのが、大まかなストーリー。原作を小学生の時に読んで以来のファンだったので、放映開始当時から期待大でしたよ。しかしポリアンナの得意技(!?)「よかった探し」があれほどブームになるとは思わなかった…。キャストも現在からすると信じられないくらい豪華なので、安心して見ていられました。第一部ラスト、ポリアンナが事故で負った怪我(下半身不随)から立ち直ったところは感動モノvv

2.宇宙船サジタリウス(86年1月〜87年10月):時は未来。しがない宇宙運送会社の社員トッピー、ラナ、ジラフの3人組(シビップもいましたね)が、宇宙船サジタリウス号で様々な惑星へ行き、冒険を積み重ねながら仲間との絆を深めていくハートフルコメディSFアニメ。とにかく主人公トッピー達が何処にでもいる等身大のキャラクターというところが良いです。目の前の美味しい話につられて結局生命の危険にさらされたり、悪いとわかっていて悪事に荷担してしまう(勿論最後には良心が勝って寝返るんですが)エピソードが満載で、当時のTVアニメではまだそういうストーリーが珍しかった為、すぐにハマりました。キャラクターデザインが動物モチーフだったのも、ドラマが変に生々しくならないという事で成功していたと思います。現在某衛星放送でリピート放映されていますが、改めて見るとちょっと泥臭く説教じみてると感じられる部分もありますね。でもでも最終話は感動して泣けますよ〜!(全71話分のDVD−BOXが出ていることからもこの作品の根強いファンがいると思われます…すごいなあ)

3.聖闘士星矢(86年10月〜89年4月):週刊少年ジャンプに連載されていた車田正美氏原作の人気マンガのアニメ化。星座の守護を受けた聖闘士(セイント)達の戦いを描くストーリーとなっています。キャラクターデザインに美形を描かせたら右に出るものはいないという荒木真吾氏&姫野美智氏を起用したのが、アニメの大成功に繋がったのではと思うくらい少年キャラクター達がキレイで、毎週毎週もう目が眩みそうでした。しかもこれでもかこれでもかと次々新キャラが出てきて、星矢たちメインキャラと繰り広げるドラマが又熱い!現在は女性ファンに振り返られる事の多いこの作品ですが、放映当時は男の子にも人気大でしたよ〜おもちゃのセイントクロスシリーズもヒットしてましたし。TVシリーズの他、春夏休み上映の新作映画も欠かさずビデオでチェックするくらいハマってました(でも健全)。


<作品年表> (全37本)
作品タイトル 放映年月日 製作会社 放映キー局 原作
愛少女ポリアンナ物語 1986/1/5〜1986/12/28 日本アニメーション フジテレビ E・B・ポーター
ロボタン 1986/1/6〜1986/9/29 東京ムービー フジテレビ 森田拳次
宇宙船サジタリウス 1986/1/10〜1987/10/9 日本アニメーション テレビ朝日 A・ロモリ
メイプルタウン物語 1986/1/19〜1987/1/11 東映動画 テレビ朝日
生徒諸君!心に緑のネッカチーフを! 1986/2/23
フジテレビ 庄司陽子
ドラゴンボール 1986/2/26〜1989/4/12 東映動画 フジテレビ 鳥山明
魔法のアイドルパステルユーミ 1986/3/7〜1986/8/27 スタジオぴえろ 日本テレビ
機動戦士ガンダムZZ 1986/3/8〜1987/1/31 日本サンライズ 名古屋テレビ 矢立肇、富野由悠季
めぞん一刻 1986/3/26〜1987/3/2 キティフィルム(スタジ
オ・ディーン)
フジテレビ 高橋留美子
MR.ペンペン 1986/3/31 シンエイ動画 テレビ朝日 室山まゆみ
世界名作アニメ童話 1986/4/3〜1986/5/1 虫プロ テレビ東京
まんがなるほど物語 1986/4/5〜1988/3/26 DAXインターナショナル TBS
銀牙 流れ星銀 1986/4/7〜1986/9/29 東映動画 テレビ朝日 高橋よしひろ
ワンダービートS 1986/4/6〜1986/11/19 虫プロ TBS
剛Q超児イッキマン 1986/4/13〜1986/12/28 東映動画 日本テレビ たなみやすお、高橋かずお
ウルトラマンキッズのことわざ物語 1986/4/16〜1986/11/19 円谷プロ TBS
青春アニメ全集 1986/4/25〜1986/12/26 日本アニメーション 日本テレビ
虹の彼方へ!少女ダイアナ妃物語 1986/5/1 アウベック テレビ朝日
光の伝説 1986/5/3〜1986/9/20 竜の子プロ テレビ朝日 麻生いずみ
サンゴ礁伝説 青い海のエルフィ 1986/5/19 日本アニメーション テレビ朝日
マシンロボ・クロノスの大逆襲 1986/7/3〜1987/5/7 葦プロ テレビ東京
地上最強のエキスパートチーム G.I.ジョー 1986/7/24〜1987/3/27 サンボウプロ テレビ朝日
三国志U 天翔ける英雄たち 1986/8/22 シンエイ動画 日本テレビ 横山光輝
銀河探査2100年ボーダープラネット 1986/8/24 手塚プロ 日本テレビ 手塚治虫
Bugってハニー 1986/9/25〜1987/9/25 東京ムービー 日本テレビ 岡かずみ、竹部隆司(原案)
たばこ一本のストーリー ハートカクテル 1986/10/3〜1988/3/26 メルヘン社 日本テレビ わたせせいぞう
あんみつ姫 1986/10/5〜1987/9/27 スタジオぴえろ フジテレビ 倉金章介
ボスコアドベンチャー 1986/10/6〜1987/3/30 日本アニメーション 日本テレビ
Oh!ファミリー 1986/10/6〜1987/10/5 ナック テレビ東京 渡辺多恵子
オズの魔法使い 1986/10/6〜1987/10/5 パンメディア テレビ東京
聖闘士星矢 1986/10/11〜1989/4/1 東映動画 テレビ朝日 車田正美
ドテラマン 1986/10/14〜1987/2/2 竜の子プロ 日本テレビ 九里一平(原案)
がんばれ!キッカーズ 1986/10/15〜1987/3/2 スタジオぴえろ 日本テレビ ながいのりあき
ドリモグだあ!! 1986/10/15〜1987/10/8 ジャパンコンマート 日本テレビ 川内康範
戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010 1986/11/14〜1987/6/2 東映動画 日本テレビ
ブンナよ木からおりてこい 1986/12/20 DAXインターナショナル NHK 水上勉
MR.ペンペンU 1986/12/29 シンエイ動画 テレビ東京 室山まゆみ



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