1983年


アニメ成熟期その3:この年に放映開始となったTV作品の本数が、ついに40本になってしまいました(それも今となってはたいした数じゃあなかったりする…)。それまでの放映作品も加えると本当に50本は越えていたんじゃないでしょうか。オリジナル企画16本というのは、マンガ原作のアニメ化が主流となっている現在からみると本当にウソのような多さです。このときのアニメ雑誌はタツノコ&サンライズ&ぴえろ作品の特集ばっかりでしたね。どの雑誌にも、演出家や監督、脚本家の作品に賭ける思いが、カラーページとともに熱く語られていました。
 そんな中でも少年ジャンプ原作アニメは負けじと頑張っていました。「キン肉マン」はキン消しブームを生み、また「キャプテン翼」はキャラクター人気&サッカーブームで話題になりました(両作品ともロングヒット、しかも現在新作放映中!)。


<管理人のうろ覚えメモリー>
 アニメ人生で一番盛り上がっていましたね〜。雑誌は「OUT」「アニメック」の定期購読にプラスロマンアルバムにアニメック増刊買い捲り。アニメ主題歌&サントラはお気に入りがあれば絶対ゲット、と貴重な仕送りの大半をアニメにつぎ込んでいたような気がします(おかげで振り込み前はいつも食事内容が寂しかった…)。神奈川の日ノ出町まで出かけて「イデオン」の劇場版(リバイバル上映)を見たことも。
 都内五反田の何処かで開かれた「J9コンサート」にも行きました(前列2番目だったので浮かれまくり。どなたか行った方います?)。あの時のJ9ブームはほんとすごかったんです。声優さんのトークショー&歌手の皆さんの主題歌熱唱、そしてJ9ファンの一体感を満喫できて大満足でした(めっちゃくちゃミーハー)。

<参考>主な特撮作品:「科学戦隊ダイナマン」「宇宙刑事シャリバン」「ウルトラ超伝説アンドロメロス」
(ダイナマンの五色爆発、当時はびっくりでした。シャリバンの「赤射!」は余りにも有名ですよね)


<お勧めセレクション>
1.未来警察ウラシマン(83年1月〜12月):1983年から突然2050年にタイムスリップ(好きだな、このネタ…)してしまった青年ウラシマ・リュウ(仮名です〜)と機動メカ分署の仲間たちが、悪の組織ネクライムと戦う近未来アクションアニメ。
 結構ハードなSFストーリーのはずでしたが、主人公リュウとクロード、ソフィア、権藤警部の掛け合いがそれを忘れさせてくれました。特に二枚目(のはず)クロードとヒロイン・ソフィアの表情がくるくる変わるのが面白かったです。対する敵ネクライム(いつもながらすごいネーミング)も個性的で、幹部であるルードビッヒの美学、ミレーヌの「どうだっていいじゃない」の決め台詞など、自分の信じるままに行動しているだけというところが『悪』っぽくないんですね(げ、まるでどっかの特撮番組みたい)。
 しかし。2050年ってあと48年したらやってくるんですよ。当時はとてつもなく遠い未来に思えたんですが…(その時まで生きていたらいったいいくつ?)ほんとに東京はネオトキオみたいになっているんでしょうか。

2.装甲騎兵ボトムズ(83年4月〜84年3月):この年一番ハマっていたのがこの作品。放映当時も話題になりましたが、現在でもハードな戦記ものとしてフィギュアやゲームにて未だに衰えない人気を博しています(男性にね)。
 ストーリーは、遠い未来のとある惑星でキリコ・キュービィという若者が、謎の組織に追われていく中で様々な人とふれあい徐々に人間性を取り戻していくというもの。「アーマード・トルーパー(A・T)」というロボットが激しいバトルを繰り広げるので、ロボットアニメなのではありますが、自分の中では純粋にラブストーリーだと思っています。あの無愛想なキリコが一人の女性を追い続ける姿は、難しい設定を忘れさせてくれるくらいハラハラドキドキものでした(ノーマルラブ好き)。
 キリコの声を担当されていた郷田ほづみ氏にも入れ込んで、所属するお笑いユニット「怪物ランド」の深夜バラエティー番組までせっせと見ていたのが今となっては懐かしいですねえ(郷田氏は現在「HUNTER×HUNTER」でレオリオ役やってます)。
 当時は毎週欠かさずビデオ録画しては、何度も見返して感想やイラストを一人こそこそと書いておりました(青春の恥ですか…)。でも同人誌はお金がなかったのか、全然買わなかったので今ちょっぴり後悔しています。

3.パーマン(83年4月〜85年3月):モノクロ作品からリメイクして新たにスタートした、ご存知藤子不二雄氏の漫画が原作。宇宙人バードマンから秘密のマスクとマントをもらった須和ミツオがパーマン1号となって2号(サル)、3号パー子(アイドル・星野スミレ)、4号パーヤンとともに困っている人を助ける為に活躍するほのぼのギャグアニメです。
 この作品のお気に入りは、ミツオとパー子=スミレとのラブコメ。彼女は人気アイドル(というよりチャイドルかも)なので、ミツオ達にも正体は秘密になっています。それを知らないミツオが彼女の大ファンである一方、パー子とは何かとケンカしてしまうというパターンが可愛くて好きでした。でもこのお話の結末全く覚えていないんです…(物忘れ激しすぎ、情けな〜)。

4.イーグルサム(83年4月〜84年3月):84年に開催されたロサンゼルスオリンピックのマスコットキャラクター、イーグルサム(鷲ね)が主人公のアニメ。ロス五輪をアピールする為にこのような企画が興されたと思うのですが、、肝心のオリンピックは当時のソ連をはじめとする東側諸国のボイコットによって、今ひとつ盛り上がりに欠けてしまいましたね。
 当の作品本編は恥ずかしながら見ていません(それなのにこんな大胆な発言…汗)。何でこちらに載せたかというと、多分ジャニーズ系であろうと思われるイーグルスなるユニットが歌っていた主題歌が妙に忘れられないからなんです。特にED(タイトル知らないんです)は、「忍たま乱太郎」のOP(by光GENJI)とフレーズとか歌いっぷりがちょっと似ているような気がします。イーグルスの皆さんは今何処?


<作品年表> (全41本)
作品タイトル 放映年月日 製作会社 放映キー局 原作
未来警察ウラシマン 1983/1/9〜1983/12/24 竜の子プロ フジテレビ タツノコプロ企画室
アルプス物語わたしのアンネット 1983/1/9〜1983/12/25 日本アニメーション フジテレビ P・M・St・ジョ
キャプテン 1983/1/10〜1983/7/4 エイケン 日本テレビ ちばあきお
亜空大作戦スラングル 1983/1/21〜1984/1/27 国際映画社 テレビ朝日 山本優(原案)
聖戦士ダンバイン 1983/2/6〜1984/1/21 日本サンライズ 名古屋テレビ 矢立肇、富野由悠季
ドン松五郎の生活 1983/2/9 東映動画 フジテレビ 井上ひさし
愛してナイト 1983/3/1〜1984/1/24 東映動画 テレビ朝日 多田かおる
光速電神アルベガス 1983/3/30〜1984/2/8 東映(東映動画) テレビ東京 八手三郎
みゆき 1983/3/31〜1984/4/30 キティフィルム フジテレビ あだち充
装甲騎兵ボトムズ 1983/4/1〜1984/3/23 日本サンライズ テレビ東京 高橋良輔
ななこSOS 1983/4/2〜1983/12/24 国際映画社 フジテレビ 吾妻ひでお
まんが日本史 1983/4/3〜1984/4/8 土田プロ 日本テレビ
ミームいろいろ夢の旅 1983/4/3〜1985/9/29 日本アニメーション TBS
キン肉マン 1983/4/3〜1986/4/6 東映動画 日本テレビ ゆでたまご
パーマン 1983/4/4〜1985/3/30
1983/4/10〜1985/3/30
シンエイ動画 テレビ朝日 藤子不二雄
パソコントラベル探偵団 1983/4/4〜1983/9/26 竜の子プロ テレビ東京
スプーンおばさん 1983/4/4〜1984/3/30 学研(スタジオぴえろ) NHK A・プリョイセン
銀河疾風サスライガー 1983/4/5〜1984/1/31 国際映画社 テレビ東京 山本優(原案)
イーグルサム 1983/4/7〜1984/3/29 DAX TBS
イタダキマン 1983/4/9〜1983/9/24 竜の子プロ フジテレビ タツノコプロ企画室
レディジョージィ 1983/4/9〜1984/2/25 東京ムービー テレビ朝日 いがらしゆみ
ナイン 1983/5/5 東宝(グループタック) フジテレビ あだち充
ストップ!!ひばりくん! 1983/5/20〜1984/1/27 東映動画 フジテレビ 江口寿史
ベムベムハンターこてんぐテン丸 1983/5/26〜1983/10/27 東映動画 フジテレビ かぶと虫太郎
プラレス3四郎 1983/6/5〜1984/2/26 東宝(カナメプロ) TBS 牛次郎、神矢みのる
セレンディピティ物語より・ピュア島の仲間たち 1983/7/1〜1983/12/30 瑞鷹エンタープライズ 日本テレビ S・コスローグ
R・ジェームス
魔法の天使クリィミーマミ 1983/7/1〜1984/6/29 スタジオぴえろ 日本テレビ
超時空世紀オーガス 1983/7/3〜1984/4/8 東京ムービー MBS スタジオぬえ
サイコアーマーゴーバリアン 1983/7/6〜1983/12/28 ナック テレビ東京 永井豪とダイナミックプロ
キャッツアイ 1983/7/11〜1984/3/26 東京ムービー 日本テレビ 北条司
どくとるマンボウ&怪盗ジパコ・宇宙より愛をこめて 1983/9/12 東映動画 フジテレビ 北杜夫
機甲創世紀モスピーダ 1983/10/2〜1984/3/25 竜の子プロ フジテレビ
特装騎兵ドルバック 1983/10/7〜1984/6/29 葦プロ フジテレビ 佐藤俊彦
キャプテン翼 1983/10/13〜1986/3/27 土田プロ テレビ東京 高橋陽一
銀河漂流バイファム 1983/10/21〜1984/9/21 日本サンライズ MBS 矢立肇
伊賀野カバ丸 1983/10/20〜1984/3/29 グループ・タック 日本テレビ 亜月裕
子鹿物語 1983/11/8〜1985/1/29 講談社、エムケイ NHK M・ローリング
ふしぎの国のアリス 1983/10/10〜1984/3/26 日本アニメーション テレビ東京 L・キャロル
まんがイソップ物語 1983/10/10〜1983/12/30 日本アニメーション テレビ東京 イソップ
タオタオ絵本館 1983/10/7〜1984/4/9 シュンマオ テレビ東京
テレビ大阪
ナイン2−恋人宣言− 1983/12/18 東宝(グループタック) フジテレビ あだち充