夏目友人帳 (1期&2期)

 ちなみに、原作は未読です…(LaLaは読んでたのに/おい)。

 アニメは本当に映像が美しくて、枚数が制限されているTVアニメ、しかもアクションものではない少女マンガ原作の作品なのに、とても印象に残る幻想的なシーンばかり(特に主人公貴志が妖怪に名前を返すところ)で毎回うっとりしっぱなしでした。

 妖怪が現実の人間の様にはっきり見えるが為に、幼少時から他人と距離を置いて生きてきた貴志が、学校の友達や新しい家族、訪れるいろいろな妖怪との交流を通じて、少しずつ変わっていく物語は見ていて心地良く、暖かい気持ちになれます。切なくて泣きそうになるかと思えば、ニャンコ先生と貴志の楽しい漫才で爆笑したりと、決して一色じゃないカラーが良いですね。

 キャラと言えば、やはり貴志とニャンコ先生!清潔感があって繊細、だけど実は強い(無自覚ですが)ところを表現しきっている神谷浩史君と、招き猫姿と妖の姿のギャップが超萌える井上和彦さん、お二人の名演が(各所で言い尽くされていますが)本当に素晴らしいです。特にニャンコ先生の愛らしさは秀逸♪アニメならではのコロコロした動きを見ていると、我が家にも1匹いてくれたらなぁと思ってしまいます。

 話数を重ねるに従って、登場キャラが増えていくところも貴志の成長とリンクしてて、上手い見せ方でした。同じものを感じる名取や田沼(力は弱いけど)も良い味出してたけど、それ以上に妖が見えないごく普通の友人達(西村&北本)や養育者の塔子さんの存在が、この作品世界を、今でもありそうな田舎町に見せてくれて、TVアニメとしては珍しく「日本」を感じる事が出来た気がします。

 残念なのは、他多くのマンガ原作アニメと同様、連載が続いているが為に物語が途中のまま終わってしまった事。祖母レイコが友人帳を持つに至った経緯も知りたいし、妖怪は人間に従わせるものと考える人々との関係も気になるので、是非是非続編のアニメ化もお願いしたいです!


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