黒塚 -KUROZUKA-


 黒蜜とクロウの愛は果てしなく壮絶。永遠とも呼べる長い時の中、多くの人が死に、世界をも壊してしまう程のスケールというのに惹かれますね。ストーリーの進行中何度も時間が行き来し、序盤は「?」が続いたんですが、中盤から仲間と行動を共にするところで面白くなってきて、ラストで黒蜜の強い想いがやっと理解出来、すごい物語だという事を実感しました。

 自分一人だけが不死だったら、やはり孤独に押しつぶされたくないと思います。共に永遠の時間を過ごすパートナーを欲するのも無理もない事。そんなある意味エゴなんですけど純粋な彼女の気持ちが、クロウを追う者にしてしまったんでしょうね。そして、心のどこかで自分が何かの意志で動かされてるのでは?と疑問を抱きつつも黒蜜を求める彼の姿もまた純粋です。見終わってすぐには「??」だった感想も、少し経ってからこんな風に捉える事が出来る様になったのが何とも不思議ですけど(汗)。それくらい咀嚼に時間の掛かる作品だという事で(汗)。

 そんなストーリーの謎解きもさる事ながら、忘れてならないのはカッコイイ、だけど血まみれ満載のアクション!クロウ、どんだけ首斬られたんだ…(大汗)。ひたすら赤が飛び散る、地上波ではお目にかかれない演出もすごかったです、ホント。

 あと、忘れてならないのはクロウのクローン的存在だった久遠。狂気に満ちていた彼も意志とは関係なく生かされた悲しい存在(涙)。自由君の抑えた熱演がとても印象的でした。その他にも、ライ、歌留多、沙仁輪、長谷川など、豪華キャストさん演じるサブキャラクターが良い味を出していてとても良かったです。



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