ガン×ソード


 第1巻を見てから最終巻の13巻に辿り着くまで、1年近くもかかったという超気長な鑑賞でした。大概のアニメDVDは全26話で3話ずつの全9巻。しかし、1巻に2話ずつで全26話じゃ月イチリリースでは完結までに1年1ヶ月もかかる勘定。何がってそれが一番辛かったです(泣)。

 「リヴァイアス」「スクライド」「プラネテス」で谷口悟朗監督作品のファンになってたので、お話にはすんなり入っていけました。ガン×ソードは、娯楽に徹してる分スクライドに近い感じでしょうか。

 しかし、谷口作品の定番で、個人的な動機からの行動がいつしか世界規模の危機を救う話になってるのは相変わらずですね。ヴァンの復讐の為の旅を共にする事で成長していくウェンディの目線が、物語を見易くしてくれました。話が進むごとになぜかどんどん増えていく仲間達やゲストのキャラクターも皆強烈で良かったです(特にミズーギの面白夫婦!声優さんが何気に豪華☆)。

 この作品の世界観(元流刑用の移民星)やヨロイの設定は余りこだわらずに見てました(ヨロイの名前とか全然分からなかったし/汗)。特に敵対するカギ爪の男の思想(自分の辛い体験を教訓に考えたメンタル均一な平和社会ってすっごい自己中かと)、並びにオリジナル7の事は深く考えなかったかも。それぐらい、ヴァンが復讐の為のみでシンプルに行動していたんだと思います。最終話で躊躇無くカギ爪にトドメをさすところなどはシビアだったけど、すごく納得出来ました。

 ヴァンとは対照的に、考え悩みつつ兄ミハエルと対峙したのはウェンディ。彼女の変化を見る事でお話全体をおぼろげながらでも理解する事が出来た気がします。

 などと色々生真面目に言ってみたものの、本音は「レイ、カッコイイ〜〜!!(萌え)」(アホ)。この作品で唯一萌えたキャラがレイ・ラングレン。ヴァンと同じく婚約者を殺された事への復讐目的でカギ爪を追い続けたレイ。最後は、敵討ちよりカギ爪の計画の阻止を選び、敵の銃弾に散っていったところで、一気に株が超上昇vv弟ジョシュアとの不器用なやり取りも泣かせました〜(櫻井孝宏くんの声もナイス☆)

 全体的に作画のレベルも高かったし、中川幸太郎氏の音楽もすごく燃えたし、これでレイの出番がもっと多かったら、スクライド並みに盛り上がってしまった事でしょう(でも、それだとDVD買うハメになったかも…)。



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